サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レッドコルディスの末脚炸裂!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レッドコルディスの末脚炸裂!」

 今週は「フローラS」が東京で行われる。過去5年、1~3番人気での連対が4度も、3着は13・3・13・9・18人気。京都の「マイラーズC」は、1、2番人気が連対したのは過去5年で1頭のみ。両重賞とも波乱含みの一戦だ

 桜花賞、皐月賞が終わって舞台は京都・東京へ。そしてオークス、ダービーが迫ってきた。 そのオークスのトライアル、GIIサンスポ賞フローラSが東京開幕週のメインとして行われる。

 東京の2000メートル戦は2コーナーのポケットがスタート地点。加速がついたところで急に折れる最初のコーナーがある。そのため、多頭数(フルゲート18頭)になるほど外枠を引いた馬は厳しい競馬を強いられる。コーナーをスムーズに回れなかった馬のアオリを食って、コースロスを強いられるような不利を被りやすいわけだ。

 よって中山のマイル戦と同じく、枠順による有利、不利があり、脚質のいかんにかかわらず、真ん中より内枠を引いた馬がよく連対を果たしている。このへんをよく頭に叩き込んでから馬券作戦を組み立てるべきだが、枠順発表は週末。今からどうこう考えても詮ないことだが‥‥。

 それと、トライアル(3着までにオークスの優先出走権)といっても、ダービーのそれ、次週の青葉賞同様、ここで勝ち負けした馬は本番でも、というケースはマレ。ここ十数年でもベッラレイアが2着、サンテミリオンがアパパネと1着同着したぐらい。やはりオークス本番は、桜花賞上位組が圧倒的に優位で、馬券的観点から言えば別モノのレースと捉えたほうがいいのかもしれない。現時点では実力的に2、3番手グループ同士の争いで、それだけに波乱の目は十分あると見ていたほうが無難だ。

 03年に馬単が導入されて以降、これまでの14年間、その馬単で万馬券になったのは4回(馬連は3回)。そう荒れているように思えないだろうが、この間、1番人気馬は5勝(2着2回)、2番人気馬は3勝(2着3回)で、10番人気-8番人気、9番人気-15番人気という組み合わせの大波乱もある。とにかく、一筋縄では収まりにくい重賞という認識を持っていてもよさそうだ。

 今年もフルゲートの可能性が高い。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レッドコルディスの末脚炸裂!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 4/27号レッドコルディスフローラS水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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