現職美濃加茂市長「逆転有罪」の思い語る

まいじつ

現職美濃加茂市長「逆転有罪」の思い語る

藤井浩人美濃加茂市長が、4月19日に『日本の司法を正す会』へ弁護人の郷原信郎弁護士とともに出席し、控訴審(二審)で逆転有罪判決となった現在の心境を吐露した。

藤井市長は2010年の同市市議会議員選挙で初当選し、2013年に当時市長の病気辞職を受けて行われた市長選に無所属で立候補して28歳で当選。当時は、全国で最年少の市長ということで脚光を浴びた。

ところが、市長当選の1年後に、受託収賄罪で逮捕・起訴され、一審で無罪判決を得たものの、昨年11月に行われた控訴審で、逆転の有罪判決(懲役1年6月執行猶予3年)を受けた。しかし、今年1月29日に行われた出直し市長選で再選しており、美濃加茂市民は藤井市長の無罪を確信しているのは明白だ。現在は最高裁に上告中だが、5月14日(告示)には任期満了に伴う市長選を控えている。

裁判の経過や詳細は省略するが、藤井市長への贈賄者(証言者)は金融機関を相手に数億円の融資詐欺を行った受刑者であり、人を騙すことのできる“プロ”だった。

市民と市議会VS司法の戦い

藤井市長はこの会見で次のように述べた。

「一審以前から、市民からは『この逮捕はおかしい』との声が寄せられており、(弁護士の)郷原先生からも絶対に無罪と言われていましたので、一審における無罪は当然のことと受け止めました。ですから、二審では一度も発言を許されないものの、裁判長の口が開くまで無罪を信じて疑いませんでした。有罪と聞いたときは、数秒間思考が停止したほどでしたが、これは市民や議会も同じだったようで、議長からは『議会の総意として辞職しなくてよい』との励ましをいただいたほどです。また議会からも『最高裁まで戦ってください』と背中を押されましたが、わたしとしては市民の信を問おうと辞職し、出直し選挙を決断したわけです。幸い8割の市民の支持を得ることができ、市政に取り組む勇気が生まれたのです」

市民や議会、市職員の支持があっても藤井市長の刑事被告人としての立場は変わらない。この『美濃加茂市長事件』は、美濃加茂市民と議会が司法と戦っている事件でもあるのだ。

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