ジャニーズ最速級デビューを果たした京本政樹・長男の「素質」

アサジョ

ジャニーズ最速級デビューを果たした京本政樹・長男の「素質」

 ジャニーズJr.のなかで、全員が高身長というハイスペックな集団として知られるSixTONES(ストーンズ)。そのエリート集団の中にあって、CM、ドラマ、舞台、映画のすべてを経験したのは京本大我だ。父は俳優・京本政樹で、母は元アイドル・山本博美。小学6年生のとき、家族でハワイを訪れた際に撮ったスナップ写真をジャニー喜多川社長が偶然見て、目にとまりスカウトされた。「そんな逸材だから、入所後のスピード出世もハンパなかった」と振り返るのは、アイドル取材を続けてきた芸能レポーターだ。

「スカウトされた数日後、ジャニーさんから直接、“KAT-TUNのコンサートあるから来ちゃいなよ”と電話がかかってきたそうです。言われたとおり、横浜アリーナに足を運ぶと、『YOUもジャニーズJr.に混ざって、踊っちゃいなよ』と言われて、いきなりステージに立ったんです。スゴいのは、そのあと。トークのコーナーでマイクを持たされて、メンバーイチの人気者である亀梨和也の横に座りました」

 亀梨はこの前年、『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)が大ヒットして、数字を獲れるアイドル俳優として脚光を浴びていた。そんな旬なオトコの横は本来、Jr.イチの人気者しか陣取ることができない。

「亀梨は『野ブタ。』で演じた桐谷修二の口調で『次にプロデュースする子を発見しました。この子です。京本政樹さんの息子さんです』と紹介したんです。ジャニーさんが仕組んだ罠だったんですが、大我はうろたえることなく、しっかり挨拶をしました。この模様は2006年5月15日付けのスポーツ新聞に掲載され、“京本政樹の長男がダンサーで登場”という見出しと写真が載っています」(前出・芸能レポーター)

 京本政樹のひとり息子を“横アリ”に立たせるとは、少しばかり度が過ぎるキモ試し。その荒療治もジャニー流なのだろう。

 (北村ともこ)

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