【春の高校野球ニュース!】早稲田実の死闘。春の王者・大阪桐蔭の目標は? タイブレーク制導入? (1/2ページ)

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春の王者・大阪桐蔭の目標は?
春の王者・大阪桐蔭の目標は?

 大阪桐蔭が史上初の大阪決戦による決勝を制したセンバツから1カ月。その余韻に浸る間もなく、高校野球界ではすでに夏の頂点を目指す戦いが始まっている。

 週刊野球太郎では今週から連載企画『夏まで待てない! 春の高校野球ニュース!!』をスタート! 「あの強豪校は?」「あのドラフト候補の調子は?」「あの地区のライバル対決は?」など、気になる春の高校野球情報をドドンとお届けしていく。

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■大観衆を酔わせた早稲田実・清宮幸太郎の2発

 昨年の秋季東京都大会の決勝に続いて、春季東京都大会の決勝でも早稲田実と日大三が再び激突。加熱する「清宮フィーバー」と神宮第二球場のキャパシティ(収容人数5600人)考慮して、なんと神宮球場のナイターで行われた。

 4月27日、神宮球場を埋めた2万人の観客が見守った試合は、両校とも一歩も引かず、逆転に次ぐ逆転。壮絶な打撃戦となり17対17で延長戦に突入。12回裏、早稲田実の1番・野田優人(2年)がサヨナラヒットを放ち、18対17で決着。4時間を超える死闘の末、昨年秋と同様に早稲田実が東京の頂点に立った。

 殊勲のヒーローこそ後輩に譲ったものの、清宮幸太郎(3年)はこの試合で2本の本塁打を放ち、高校通算本塁打は84本に。9回裏には同点スリーランを放つなど、怪物ぶりを遺憾なく発揮した。

 昨年秋の対決では、清宮から5三振を奪った日大三の左腕・櫻井周斗(3年)はこの試合では3番・右翼で出場し、登板なし。両者の直接対決は、夏の西東京大会にお預けとなった。

 西東京大会では早稲田実と日大三が優勝候補の双璧。両校が対戦する可能性は高い。櫻井を温存した日大三が借りを返すか、それとも「怪物伝説・最後の夏」に挑む清宮・早稲田実が3度、勝利をものにするか。

■センバツベスト8の福岡勢は?

 ほかに先駆けて、地区大会が始まった九州ブロック。九州大会は神村学園(鹿児島)の優勝で幕を閉じた。

 センバツ出場校で九州大会の準決勝まで残ったのは、ベスト4の秀岳館(熊本)のみ。

 揃ってセンバツベスト8に顔を並べた福岡勢の福大大濠と東海大福岡は、福大大濠が準々決勝で鹿児島実(鹿児島)に敗退。3季連続の九州大会制覇を逃した。東海大福岡は初戦となった2回戦で優勝校の神村学園にコールド負け。力を発揮できなかった。

 しかし、東海大福岡はセンバツで早稲田実に打ち勝ち、大阪桐蔭戦では敗れたものの2対4と善戦。自力はある。福大大濠はセンバツの滋賀学園戦で延長15回を1失点で投げきったプロ注目の好投手・三浦銀二が健在。敗れた準々決勝での登板しなかった。

 強豪がひしめく福岡。両校を軸とした夏の福岡大会は激戦が予想される。

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