香山リカ女史への名誉棄損話にまつわるエトセトラ|やまもといちろうコラム (1/2ページ)
山本一郎(やまもといちろう)です。先日、香山リカ女史が自身への誹謗中傷や名誉棄損を繰り返していたとして、記者・ジャーナリストの石井孝明さんを提訴。そのまま和解となって、石井孝明さんが香山リカ女史への発言を謝罪しておられました。
香山リカ、記者石井孝明を訴えるー裁判上の和解へ - 取材ノートの余白、エネルギー・環境・金融・安保 記者石井孝明のブログ
香山リカさんに対する謝罪 - グリーン経済と私たちの未来-経済・環境ジャーナリスト石井孝明 - Yahoo!ブログ
ご本人にはブロックされているので他の方からのスクショ。2月20日に石井孝明氏を提訴し和解が成立しました。近日中に石井氏が謝罪文を公開なさるまでお知らせを控えるつもりでしたが、先方から先に発信がありました。 @ishiitakaakihttps://t.co/V04fJfAk7j pic.twitter.com/JaiYlzyrrM
— 香山リカ (@rkayama) 2017年5月18日
もっとも、石井孝明さんがブロックしている香山リカ女史に私がブロックされているという複雑な関係もあります。なぜ私が香山リカ女史にブロックされているのか、理由が何だか良く分からないのですが、2年ほど前に香山リカ女史がやらかした件で私が彼女について書いた記事がこちらです。
【HBO】ネット上で分断され、きちんと伝わらない「香山リカの思想」――山本一郎【香ばしい人々returns】
香山リカ女史の本とか読んでいると、普通にエッセイとして読む分にはあんまり違和感のない内容なのに、ネットや活動家としての暴れっぷりをみていると違和感しか感じないのがまた微妙なところであります。私も家内の知人が香山リカ女史のリアル元同僚だったりとか、そういう本当の彼女の人柄について話を聞く限り、そこまで変な御仁でもないと思うんですよ。
ただ、お前が言うなと言われるかもしれませんけど、ウェブに見える人格とリアルの人物のギャップというのはかなりあると思っています。文字だけでやり取りする、そこから伝わる人物像というのは、どうしても断片的で一面的、限定的な情報しかありませんから、悪くとらえようとすれば幾らでも悪く感じ取るし、崇拝すればどこまでも、ってことはあり得るわけです。