木村拓哉がカンヌで喝采?それでも俳優として定まらぬ評価とジレンマ (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 木村拓哉(44)主演の映画『無限の住人』が、フランスのカンヌ国際映画で今月18日に上映された。本作は賞とは関係のない「アウト・オブ・コンペティション部門」での上映。木村拓哉を含め、共演者である女優の杉咲花(19)、三池崇史監督(56)が現地に登場した。

 現地の様子を伝えるメディアでは、上映中観客はすっかり映画の世界に入りこんでいたと伝えており、拍手やユーモラスなシーンでは笑いが起こっていたようだ。現地の観客の心を掴むことには成功したようだが、肝心の日本国内の反応はいま一つだ。本作は上映最初のランキングでは6位で、同日に公開されたさまざまな映画に負けてしまうかたちになった。また木村の主演映画と比較しても、前作の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を大幅に下回る結果ともなっている。

 木村は今回この映画を通じて、全国10都市を巡る舞台挨拶のキャンペーンを敢行。さらにテレビや新聞などにも積極的に出演し、異例の宣伝活動に乗り出していた。SMAPに居た頃では考えられないような、この異例な露出ぶりにも注目が集まったが、それほど本作が木村の今後の俳優業に対する価値を占うものであったことがわかる。しかしこうした結果を見ると、いまひとつ大きな成果を出せていないと言えそうだ。

「今回の結果は、木村が“SMAPのキムタク”というブランドを持っていたからこそ市場価値があったということを露呈してしまったのではないでしょうか。番宣では、木村がプライベートな一面を語るなどして注目を集めましたが、集客には繋がりにくかったのかもしれません」(芸能関係者)

 もはやSMAPというブランドのない木村の影響力は、大きく低下してしまったのかもしれない。そうしたなかで、周囲の必要以上なお膳立てに批判の声も上がっている。

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