剛力彩芽が個性派女優に活路?「もともと美少女路線には無理があった」の声も

デイリーニュースオンライン

女囚セブン|テレビ朝日公式ホームページより
女囚セブン|テレビ朝日公式ホームページより

 かつて”ゴリ押し女優”という不名誉な異名まで付けられた剛力彩芽(24)がこのところ回復傾向にある。現在は女子刑務所を舞台にした深夜ドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)で主演をつとめている。視聴率は初回の7.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区・以下同)から始まるなど、好調な滑り出しをみせている。

「『女囚セブン』は深夜という時間帯もあるので、ゴールデンタイムのドラマと比較するには視聴率を約2倍に換算するのが一般的。そう考えると剛力が残した数字はまずまずの評価です。それどころか剛力の『女囚セブン』は、観月ありさ(40)が主演する21時台放送の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の視聴率より上回ることさえある。独特の容姿とキャラクターを持つ剛力が、深夜枠の視聴者層にマッチしているのは確かなようです」(スポーツ紙記者)

 この予想外の『女囚セブン』の好調さは、キャスティングの絶妙さにもあるという。また、異色の”囚人モノ”という本作を通して、剛力自身が個性派女優への道を見出したことが大きいとも指摘されている。

「本作では脇を固める出演陣に、安達祐実(35)や橋本マナミ(32)、平岩紙(37)、木野花(69)と比較的アクの強い女優が揃っている。彼女たちの中に揉まれることで剛力も吹っ切れたようで、恋愛ドラマを演じる時よりも表情が生き生きしている。また本人には勉強熱心な面があり、共演陣には演技について質問責めをしているとも。最近では、ショートボブに近い髪型に変わったことも相まって、『個性的で可愛くなった』という声まで聞こえるようになった。やはり今までのような”正統派美少女”路線には無理があったのでは」(前出・記者)

 くすぶっていた女優が何かのタイミングで一気に成長することは珍しくない。これまで「事務所のゴリ押し」や「出世作はCMだけ」など散々な言われようだった剛力だが、女囚というイロモノ役を経験して一皮剥けることができるのか。個性派女優の新たなる誕生に期待したい。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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