『ドクターX』スタッフが戦々恐々とする米倉涼子がこだわる“お金”とプライド

週刊実話

『ドクターX』スタッフが戦々恐々とする米倉涼子がこだわる“お金”とプライド

 この10月期に、米倉涼子(41)主演の大人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)の第5弾がスタートするという。テレ朝上層部はさぞや大喜びかと思いきや、実際、聞こえてくるのは制作費を巡る金の話ばかりだ。
 「正直なところ、今回はいったい、いくらまで制作費が跳ね上がるのか、皆、戦々恐々としているんです。シーズン1と2の1本当たりの制作費は4000万円〜。シーズン3が5000万円〜。そして直近のシーズン4に至っては6500万円〜と、毎回1000万円以上も増えている。おそらく、最低でも8000万円〜になるのは確実でしょう」(テレビ制作関係者)

 高騰し続ける制作費の内訳だが、最も金がかかるのが出演料だという。米倉といえば現在、日本で一番高額なギャラを取る女優として知られているが…。
 「更新することは間違いない。これまで1本当たり500万円〜だったが、今回は700万円〜に膨れ上がっても何ら不思議ではありません」(芸能プロ関係者)

 実は、シーズン5の続編制作を渋り続けていたのが米倉本人だったという。
 「米倉は女優業を天職だと思っている。そんな中で、一つの役だけに縛られることに女優としてのプライドが許さないそうなんです。ここだけの話、米倉の前でタブーと言われているのが『相棒』で活躍する水谷豊の名前。あるテレ朝の幹部がホメ言葉で『水谷さんの記録を抜くのも時間の問題だ』と言ったところ、米倉は激怒して楽屋に引きこもってしまったんです。彼女は暗に、水谷のようにはなりたくないと意思表示をしたのです」(芸能事情通)

 とどのつまり、米倉にとって『ドクターX』が高視聴率を取ろうが取るまいが、関係ない話というわけだ。
 「そんな米倉のご機嫌を取るためにも、日本一ギャラが高いという代名詞は必要だったんです。いずれ映画並みの出演料になるんじゃないですか」(同)

 むろん、米倉に加え、脇を固める役者のギャラのアップも当然のこと。
 「西田敏行や泉ピン子の2人で500万円〜。他の人たちを合わせると1000万円〜。これに美術セットやCGが加わる。制作費はどんどん膨れ上がるんです」(前出・芸能プロ関係者)

 もっとも、テレ朝にしてみれば1本当たり約1億円近くの制作費を投入しても十二分に元は取れる算段は立っているようだ。
 「視聴率20%超えが確実だけに、当然、広告収入は莫大な金額になる。また、DVDや有料放送など二次コンテンツの収入も数億円規模で見込めるんです。1本1億円でも元は取れる計算なんです」(編成関係者)

 予算に見合う成績を打ち出すことができるか?

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