立川談志一門が分裂! 志らくvs志の輔、談春、生志 お家騒動 (1/2ページ)

週刊実話

 お笑い界の重鎮・ビートたけしも弟子入りした、立川流の家元の故・立川談志さんの遺志を継ぐ立川談志一門会の主要メンバー、立川志の輔(63)、立川談春(50)、立川生志(53)の3人が、『立川流落語会』を欠席することで、一門会の自然解散説が流れている。
 「『立川流落語会』は、5月26日から28日まで国立演芸場(東京都千代田区)で開催されるのですが、同会が毎年5月に開かれることが分かっているにもかかわらず、3人はスケジュールの都合で欠席する。その理由が、“談志師匠のDNAを受け継ぐのは自分だけ”と公言したとされる立川志らく(53)との確執が原因と言われているんです」(落語関係者)

 つまり、志らくVS志の輔、談春、生志という構図になるわけだ。
 「志らくは映画好きで知られ、専門誌で評論を執筆し、映画監督を務めたこともあります。独演会で映画を落語にした『シネマ落語』を行うほか、劇団下町ダニーローズを主宰。舞台演出家・脚本家としても活動している。実に多才な人物ですが、落語に関しても、かつて談志さんがテレビ番組で『弟子の中で最も才能がある』と認めたほどの人物です」(夕刊紙記者)

 一方の3人も、立川流きっての売れっ子だ。
 「志の輔は談志さんが『立川流の最高傑作』と称した実力者。テレビでも『ためしてガッテン』(NHK)の司会でお馴染みで、世間では最も有名な弟子でしょう。古典も創作落語もうまく、“いま見たい落語家ランキング”では常にナンバー1を争っている。談春は'97年に真打に昇進し、今では独演会のチケットがなかなか取れない人気落語家。TBSのドラマ『下町ロケット』では俳優としても評価されました。生志は、入門当初から将来を嘱望されたホープでしたが、真打昇進までに時間がかかった苦労人。“ブタ”を自称する明るいキャラで、海外公演もこなしています」(同)

 談志さんはブラックユーモアと毒舌で独自の世界を作り上げ“落語界の風雲児”と呼ばれたが、落語界からは異端児扱いされ、1983年に所属していた落語協会と袂を分かち、立川流を立ち上げた。
 「ビートたけしの原点も、ブラックユーモアと毒舌。相通じることもあって、談志さんを尊敬して弟子入りしたんです。

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