スポーツ紙「穴党記者」ボロ儲け座談会!「日本ダービー」は大波乱が起きる!(2)カデナとスワーヴリチャードの1点 (1/2ページ)

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スポーツ紙「穴党記者」ボロ儲け座談会!「日本ダービー」は大波乱が起きる!(2)カデナとスワーヴリチャードの1点

豊島 僕は本命と対抗、どっちにするか悩んでいるんですが、現段階ではカデナの巻き返しに期待します。昨年11月に東京の百日草特別を使いに来ているように、早い段階からダービーを意識していた馬。皐月賞で最後に脚を伸ばすだけの競馬に徹したのは、それまで磨きをかけてきた末脚をゼロにしないためなので、9着は度外視していい。

山河 あんまり強いと思ったことがないんですよね。といって、弱い馬ではないけど、ダービーを勝つほどの大物感が足りない。

水戸 前回は体も減っていたし、2走ボケに近い感じだったんじゃないかな。それでも勝ち馬とはコンマ5秒差だから能力が高いのは明らかで、巻き返しも十分考えられる。

豊島 福永騎手はこれまでダービーで2着が2回。そろそろ順番が回ってくる気がするんですよ。そのカデナと気持ち的には1点勝負で、スワーヴリチャードが対抗です。四位騎手は共同通信杯よりも前の段階で、GI朝日杯FSを勝ったサトノアレスよりこっちを選んだ。まだダービーに出られる保証がどこにもない時にです。それぐらいこの馬にホレ込んでいる。

水戸 皐月賞では外に膨れていたし、完璧なサウスポーだな。左回りの今回は人気になるだろうけど、アメリカの名血で破壊力がある。最高に怖い一頭だ。

山河 ダービーの勝ち方を知っている四位騎手というのも怖いですけどね。

豊島 四位騎手が「ウオッカでダービーを勝ったからディープスカイの時は楽な精神状態で臨めた」と言っていましたが、やはりジョッキーのキャリアというのは必要。福永騎手は勝ってないけど、キングヘイロー(98年2番人気・14着)の時のように、いまさら緊張することもないでしょう。

山河 僕、その前日に福永騎手を取材しているんですよ。調教が終わって、くつろいでるのかなってよく見ると、マンガ(「ジョジョの奇妙な冒険」)を逆さまで読んでた(笑)。

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