もう誰もデビューできぬ?ジャニーズJr.への非情通告が示す末期症状 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 2010年にNYC、2011年にKis-My-Ft2、Sexy Zone、2012年はA.B.C-Z、2014年にはジャニーズWESTがデビューと次々に新グループを世に送り出してきたジャニーズ事務所だが、ここ数年はストップしている。そんな折、4月上旬にジャニーズおなじみの振付師が、ジャニーズJr.たちに「もうお前らはデビューできないから、進路に迷ったら相談してくれ」と話していたことを一部メディアが報じた。

 ジャニーズJr.がジャニーズタレントとしてデビューする条件は、一部例外を除いて、「グループとしてCDを出すこと」。振付師の発言は、今までジャニーズ事務所が伝統芸のように行ってきた「CDを出してデビューする」という形態がなくなることを意味している。しかし、新たなデビュー形態は示唆されておらず、今後のデビューは当分ないという意味でもあるのだろう。

 デビュー組が正社員とするならば、Jr.は契約社員のようなもの。保証もなく、いつ切られたとしてもおかしくない立場。たとえ退所しても、公式リリースはされずにひっそりと消えて行く存在だ。だからこそJr.は、事務所のバックアップを得て大きく活躍するためにデビューを目指す。ジャニーズに詳しい芸能記者は話す。

「現在、ジャニーズJr.の在籍人数は300人近くで、多くのユニットがあります。すでに舞台などで活躍し、本家ジャニーズを超えるファンを獲得している者もいる。ところが最近は、Jr.内ユニットが増加するだけで、ファンをつけても一向にデビューの気配がない。彼らのフラストレーションは相当でしょう」

 そして、今回の振付師の発言だ。当然、ジャニーズに不信感を持ち、今後の身の振り方を真剣に考えるJr.も現れるだろう。その一つのモデルケースとなるのが、今年2月にジャニーズJr.を辞めた仲田拡輝(23)だ。

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