サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アストラエンブレムから流す」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アストラエンブレムから流す」

 今週は東京で「エプソムC」が行われる。過去10年、1番人気馬は〈4・3・1・2〉と堅めの傾向。一方、阪神の「マーメイドS」は、牝馬のハンデ戦とあって〈2・1・1・7〉の荒れ模様。今週は東西で両極端の重賞だ。

 先週の安田記念をもって怒濤のごとく続いたGI戦は、いったん終了。今週の東京のメインはGIIIのエプソムC。フルゲート(18頭)になることが多く、なかなか見応えある一戦だ。

 今年も顔ぶれはいい。芝1800メートル前後の距離を得意としている馬がそろっており、馬券的にもおもしろそうだが、過去を振り返ると、意外にも順当に収まっている。

 馬単が導入された03年以降、これまでの14年間、その馬単で万馬券になったのはわずか2回(馬連0回)。この間、1番人気馬は5勝(2着2回)、2番人気馬は3勝(2着2回)。1、2番人気がともに連対を外しても上位人気がそれをフォローする形で勝ち負けしており、無理な穴狙いは避けるべきだろう。

 年齢的には4、5歳馬が圧倒的に強い。過去14年間を見ると4歳馬9勝(うち牝馬1勝)、5歳馬4勝というもので、あとの1勝は6歳馬。7歳以上は連対さえしておらず、馬券戦術として、このへんは頭に入れておくべきだ。

 であるなら主力馬はおのずと浮かび上がってくる。“絶対”とは言わないが、人気の一角、アストラエンブレムを最右翼と見るのが筋だろう。前走のメイSはクビ差の惜敗だったが、ハンデ戦であり、背負った斤量の差による敗北と見ていいだろう。また、このレースは2カ月半ぶりの実戦。まだ本来の姿に戻りきっていなかったことも確かだ。

 しかし前走の前からここが目標だったことを思うと、調整に抜かりがなかったことは容易に察せられるはず。1週前の追い切りは文句なし。軽快かつリズミカルな動きで、体調はまず万全と見て違いない。

 東京コースは3着以下がなく、芝1800メートル戦は〈1100〉。走れる条件がそろっているのであれば、良馬場なら連対を外すことは考えにくいと見てよく、この馬からの流し馬券を推奨したい。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アストラエンブレムから流す」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 6/15号アストラエンブレムエプソムC水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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