【プロ野球】西口文也(元西武)のノーノー未遂。ロッテ「1イニング15点」の内訳など交流戦・珍場面総ざらい! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

ロッテ「1イニング15点」の内訳など交流戦・珍場面総ざらい!
ロッテ「1イニング15点」の内訳など交流戦・珍場面総ざらい!

 野球太郎では『過去12年と今年の展望を総ざらい! プロ野球交流戦大特集!!』を連載。13年目を迎えた交流戦のアレコレを6回にわたって紹介したい。

 第5回となる今回は、過去12年間の交流戦で起こった珍プレー・珍場面を振り返ってみよう。

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■西口がノーノー未遂

 2015年に引退するまで西武のエースとして活躍した西口文也。通算182勝を挙げた実績はさることながら、「悲運のエース」としても記憶されている。その理由は「ノーヒットノーラン未遂」を3度も起こしたからだ。

 そのうちの1回は交流戦が舞台。交流戦初年度の2005年の出来事だった。5月13日の本拠地・インボイスSEIBUドーム(現メットライフドーム)で行われた巨人戦、西口は相手打線を9回2死まで死球による出塁のみに抑え、ノーヒットピッチングを継続。大記録達成まであと1アウトまで迫る。

 そして“最後の打者”となるはずの清水崇行に対し、初球にファウルを打たせて大歓声。しかし2球目、内角スライダーがわずかに甘く入る……。次の瞬間には打球がライトスタンドに着弾。西口はあぜんとした表情を浮かべたあと、やがて苦笑い。放送席で解説していた東尾修・元西武監督も思わず笑いが止まらなかったそうだ。

■走者がまさかのベース踏み忘れで「幻の本塁打」に

 今季の交流戦ではマレーロ(オリックス)が本塁打を放った際にしでかした「ホームベース踏み忘れ」が話題になったが、11年前にもベースを踏み忘れて本塁打が取り消される珍プレーがあった。

 2006年6月11日のロッテ対巨人(千葉マリンスタジアム、現ZOZOマリンスタジアム)。3回表2死一塁から、李承燁(巨人)が勝ち越し2ランを放つ。前年まで在籍したロッテに強烈な「恩返し撃」を見舞った……と思ったその矢先に三塁塁審からアウトの宣告が。

 なんと、一塁走者の小関竜也が三塁ベースを空過しており、ロッテの三塁手・今江敏晃(年晶/現楽天)のアピールプレーが認められたのだ。

 当然、原辰徳監督は抗議するも判定は覆らず、得点は無効に。李承燁には単打が記録されたが、何とももったいない「幻の本塁打」となった。

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