【プロ野球】だから弱い! 今年も交流戦・指名打者に失敗したセ・リーグ。21人が9試合で4本塁打19打点…… (1/2ページ)
セ・パ交流戦は半分を折り返し、終盤を迎えようとしている。毎年、パ・リーグが猛威を奮う交流戦だが、今年も巨人とヤクルトが見事にやらかしてしまい、パ・リーグの覇権は揺るがない展開だ。セ・リーグ全体で見れば、阪神、広島の奮闘もむなしい……。
なぜセ・リーグは弱いのか。パ・リーグ本拠地での3カードが終わり、はっきりと見えたのは指名打者起用の拙さだ。
まずはパ・リーグ指名打者(スタメン起用)のラインナップと成績を見ていただきたい。
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■パ・リーグ:交流戦指名打者の成績
■日本ハム
大田泰示
4試合:打率.400/1本塁打/1打点
近藤健介
3試合:打率.444/0本塁打/2打点
田中賢介
2試合:打率.429/0本塁打/1打点
■ソフトバンク
デスパイネ
9試合:打率.344/3本塁打/7打点
■ロッテ
パラデス
4試合:打率.353/0本塁打/2打点
井口資仁
3試合:打率.333/0本塁打/1打点
ダフィー
1試合:打率.000/0本塁打/0打点
角中勝也
1試合:打率.000/0本塁打/0打点
■西武
栗山巧
7試合:打率.435/1本塁打/4打点
メヒア
1試合:打率.000/0本塁打/0打点
渡辺直人
1試合:打率.500/0本塁打/0打点
■楽天
アマダー
6試合:打率.238/2本塁打/4打点
ペゲーロ
3試合:打率.214/2本塁打/4打点
■オリックス
ロメロ
9試合:打率.216/1本塁打/6打点
期間中に近藤健介が故障した日本ハムと、打撃陣大不振のロッテは別としてもほか球団には指名打者の起用法に確固たる軸がある。楽天もアマダー、ペゲーロは2通りの打線パターンによるものだ。パ・リーグ全体の合計は9試合で10本塁打32打点。