中居残留は”防波堤”説に疑問?SMAP完全分裂の”シビアな内情”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 ジャニーズ事務所は18日、元SMAPのメンバー・稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)の3人が、9月8日をもって事務所を退所すると正式発表した。報道各社に送られたファックスでは、ジャニー喜多川社長(85)がコメントを出した。

 マスコミ宛のファックスでジャニーズ事務所は、「この度、弊社は稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3名より申し入れを受け、2017年9月8日契約期間満了に伴い、3名とのマネージメント業務委託契約を終了することとなりましたのでご報告申し上げます」と発表。同時に、このFAXにはジャニー社長のコメントも記載されており、これは極めて稀な対応といえる。

「衝撃だったのはこれまで独立派の精神的支柱だと思われた中居正広(44)が残留を決意したこと。ジャニーズ御用メディアでは中居残留は”独立組3人の防波堤になるため”といった擁護報道が目立ちますが、内部に詳しい関係者によると中居はそもそも独立など考えていなかったとする話が伝わっています。SMAPの中でも中居と木村拓哉(44)は別格で、この2人にはすでに個人事務所があり、かなりの部分で金銭的な自由は認められてきた経緯がある。中居がジャニーズに残るのはある意味で当然だったといえるでしょう」(週刊誌記者)

 記者は、中居のジャニーズ残留が”独立組3人の防波堤説”や”3人とジャニーズを橋渡しする仲介役”として語られることにも首をかしげる。

「中居が防波堤になれるら、すでに香取の『スマステ』に打ち切り確定情報が流れるような事態になっていないのでは。結局、SMAP育ての親と言われる元マネージャーI女史が退所してからは、中居と木村以外の元SMAPメンバー3人には新規の仕事が決まらなかった。それは3人商品価値がなかったわけではなく、I女史に代わる献身的なスタッフに恵まれなかっただけ。独立組にはそうしたマネジメントや放置状態に対する不安感があった。ジャニーズからの3人にとってはタレントとして生きていくためのシビアな選択でしかなく、中居はI女史の助けが必要なかったに過ぎません」(前出・記者)

 全員が40代となった元SMAPメンバー。彼らの選択が良かったと思えるものになってほしいものだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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