【プロ野球】8月は27試合+2移動日。6連戦以上が9回。楽天・優勝への最大の壁は後半戦の「ブラック日程」だ! (1/2ページ)

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楽天・優勝への最大の壁は後半戦の「ブラック日程」だ!
楽天・優勝への最大の壁は後半戦の「ブラック日程」だ!

■逃げるイーグルス、猛追するホークス

 去る日曜日、交流戦の最終ゲームとなった阪神との接戦を、今シーズン初の「1対0」でモノにした楽天。開幕から60試合、1度も首位の座を明け渡すことなく、4年ぶりの栄冠へまた一歩前進するかたちで、交流戦を3年連続勝率5割超えで締めくくった。

 とはいえ、2位のソフトバンクも存在感を増している。4月25日以降に限れば、楽天の勝率.628を上まわる勝率.681の快進撃だ。武田翔太や内川聖一ら多くの主力級の選手が戦列を離れながらも、3年連続で交流戦最高勝率。栄冠を手中に収めた。

 交流戦開始時に3ゲーム差だった楽天とソフトバンクのゲーム差は、1.5ゲーム差に縮まっている。

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■「夏」こそ楽天にとっての真の正念場だ

 優勝争いのカギを握ると見られているのが、球宴までに5試合予定されている楽天とソフトバンクの直接対決だ(6月30日~7月2日・Koboパーク宮城、7月11日、12日・ヤフオク!ドーム)。

 しかし、楽天にとっての「真の正念場」は、オールスターゲーム明けの後半戦になる。

 開幕から交流戦までのリーグ戦では、楽天は「ゆとり日程」だった。ソフトバンクが6連戦を7回戦う日程のなか、楽天は2回のみだった。先発を6枚揃える必要がなく、いいコンディションを維持しながらゲームに集中できる環境にあった。

 対照的に、後半戦で楽天を待ち構えるのは「ブラック日程」だ。6連戦以上の日程は、ライバルのソフトバンクがわずか3回に対し、楽天はパ・リーグ最多の9回。オールスター明けは、いきなり7週連続の6連戦で始まる。

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