テレ朝で女子アナ退職ラッシュ?必ずしも円満ではない不穏な背景

デイリーニュースオンライン

Photo by Khánh Hmoong(写真はイメージです)
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 今月11日、テレビ朝日の宇佐美佑果アナウンサー(29)が、年内で同局を退社することがわかった。報道によると、宇佐美佑果アナは新しい可能性を広げるため、海外留学の準備を行うという。宇佐美佑果アナは2012年に入社。現在は『林修の今でしょ!講座』『TOKYO応援宣言』(ともにテレビ朝日系、以下同)の進行役を担当している。

 また今月7日にも、同局の青山愛アナウンサー(28)も米国に留学することを理由に、7月いっぱいで退社することが発表されている。青山はこれまで『報道ステーション』や3月に終了した『マツコ&有吉の怒り新党』のアシスタントとして出演していた。

 相次ぐ女子アナウンサーの退職ラッシュだが、この波は他局でも見られているようだ。日本テレビの小熊美香アナウンサー(31)は、12月で退社することを今月3日に発表。担当番組であった『ZIP!』(日本テレビ系)は、3月をもって卒業している。小熊は現在妊娠中で、育児への専念を理由としている。さらに先月末には、テレビ東京の紺野あさ美アナウンサー(30)が退社。紺野は元日にプロ野球・ヤクルトの杉浦稔大(25)と結婚しており、家庭を優先するという理由として退社を発表していた。

 このように各局の女子アナが続けて退職を発表したが、関係者の間では4人の退社に対する“円満さ”の違いが話題になっているという。

「円満ぶりからいうと、このなかでは小熊がダントツでしょう。結婚と出産で育児に専念という女子アナの典型的なコースです。アナウンス力も高いと評判だっただけに、日テレ的にも退社させるのは惜しかったかもしれません。それでも『ZIP!』では、年度いっぱい任務を果たし、視聴者への挨拶も済ませて送り出されました。紺野は、彼女も寿退社が理由のため一見ポジティブな退社に見えます。しかし近年はレギュラー番組もほとんどありませんでした。そのため結婚も渡りに船のような状態だったと言えるでしょうね」(芸能記者)

 結婚や出産といった人生のライフステージを理由とした退職であっても、それまでの局内でのポジションによって、見え方も変わってくるようだ。

■留学は退職のための常套手段?

 一方で宇佐美と青山に関しては、互いにセカンドキャリアを理由とした退職であるものの、いまひとつ円満退社の雰囲気を感じられないという。

「留学といえば、ある意味、退社理由のなかでも常套句です。二人はどちらも海外で生活を送ってきた国際派。そのため、そもそもバラエティなどもこなさなければいけないアナウンサー職に向いていなかったとも言われています。高学歴でインテリ肌のため、プライドが高く使いづらかったとも囁かれています」(前出・芸能記者)

 そして、年齢の近い4人の女子アナの退社は、今後同年代のアナウンサーにも影響を与えそうなのだとか。

「今や平成生まれの20代半ばのアナウンサーが、若手として台頭しています。そのためアラサー世代の女子アナに関しては、局内でキャリアアップを図るか、退職しセカンドキャリアを歩むという選択が迫られているのではないでしょうか。同じような悩みを持っている女子アナは、多数いるかもしれませんね」(前同)

 今回の流れに乗じて、今後しばらく同年代の女子アナの退職ラッシュが続く可能性もありそうだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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