【プロ野球】亀井善行(巨人)が男泣き! 通算12本、年間5本などサヨナラ本塁打の記録アレコレを調べてみた (2/2ページ)

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■劇的な試合を生み出し続けた1993年のヤクルト

 一方、年間最多サヨナラ本塁打は、1993年にヤクルトのハウエルが記録した5本。前年に打率.331、38本塁打で二冠を獲得したハウエルは、この1993年も打率.293、28本塁打と活躍。野村克也監督率いるヤクルトのセ・リーグ連覇に大きく貢献した。

 なお、1993年のヤクルトは、14試合のサヨナラ勝ちを決めており、サヨナラ本塁打も9試合で記録している。これはいずれも、今も残るプロ野球記録。また、この年の5月19日の広島戦では、17対16というサヨナラ試合の最多得点記録も達成している。

 なお、この試合はハドラーのセンター前サヨナラ打で決着している。

■ドラマチック全部乗せのサヨナラアーチ

 サヨナラ本塁打の中でも、「満塁」や「代打」などのオプションがつくと、よりドラマチック度が高まる。その究極の形ともいえる、史上初の「代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打」を放ったのが北川博敏(近鉄)だ。

 2001年9月26日の近鉄対オリックス。近鉄は2対5と3点リードを許していたが、9回裏に無死満塁という大チャンスを作る。ここで、代打に起用された北川は、オリックスのクローザー・大久保勝信の4球目をとらえバックスクリーン左へ。この劇的過ぎる一発で、近鉄がリーグ優勝を飾った。

文=藤山剣(ふじやま・けん)

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