【プロ野球】初本塁打は17歳。初ノーヒッターは18歳。巷で話題の「最年少」のプロ野球記録は? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

巷で話題の「最年少」のプロ野球記録は?
巷で話題の「最年少」のプロ野球記録は?

「13歳」で卓球世界選手権ベスト8入りの張本智和。
「14歳」で将棋の連勝記録1位となった藤井聡太4段。
「15歳」で20歳以下の代表に選ばれたサッカー久保建英。
「16歳」で世界選手権銅メダルの卓球女子“みまひなペア”。

 この1カ月程、各界で「史上最年少」や「10代の躍進」、「スーパー中学生」(伊藤美誠・平野美宇の“みまひなペア”は女子高生だが)といった話題が賑わいを見せている。

 若くても18歳でプロ入りするプロ野球の場合、もちろん、「10代の躍進」はありえるわけだが、ここまでの早熟ぶりは正直、ちょっと羨ましくもある。

 では、プロ野球における「10代記録」にはどんなものがあるのか。今一度チェックしてみたい。

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■「最年少記録ホルダー」は初代ミスタードラゴンズ

 プロ野球における「史上最年少記録ホルダー」といえば、戦前・戦後に活躍し、「初代ミスタードラゴンズ」と呼ばれた西沢道夫だ。

 西沢に関しては、プロ入りを14歳とする説(野球殿堂博物館)もあれば、15歳とする文献もあるのだが、プロ野球の“公式記録”は出場してなんぼ。

 投手として名古屋軍(現中日)にテスト入団した西沢のプロ初登板は、1937年9月5日。“満16歳と4日”での公式戦出場は、今後も破られることはまずないだろう、日本プロ野球史上最年少記録だ。

 同様にこの1937年、16歳のシーズンに最年少打席、最年少安打、最年少打点といった、数々の「プロ野球最年少記録」を打ち立てている。

 ちなみにこの西沢、最年少記録とは別に、1942年5月24日の大洋戦で、プロ野球史上最長の延長28回をひとりで投げ抜く、という歴史的な偉業を達成。さらにその約2カ月後にはノーヒットノーランを記録するという鉄腕ぶりを発揮した。

 そんな鉄腕・西沢も、戦争中に肩を壊したため、戦後は打者に転向。首位打者や打点王に輝き、戦後につけていた背番号「15」は中日の永久欠番となっている。

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