小林麻央さん、切除手術遅れの背景に「3人目」への強い意志か

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 小林麻央さん(享年34)の乳がんによる早逝を巡り、この間の治療が適切だったのかを検証する報道が続いている。特に、がん告知の2014年10月から、夫の市川海老蔵(39)ががんを公表した16年6月までの間の経緯を小林麻央さん側が明らかにしておらず、どのような治療を受けてきたのか謎に包まれている。この「空白の1年8か月」に何があったのか。

「麻央さんは、オカルト的な気功療法を頼った可能性が浮上。その結果、がんが進行した可能性が指摘されています。14年10月当時の麻央さんの乳がんは、所見からステージⅠかⅡだったとみられ、切除手術を施せば5年以内生存率は90%以上に上るはずでした」(週刊誌記者)

 タレントの北斗晶(49)や生稲晃子(49)など、がん手術によって病を克服し、復帰を果たしたケースも多い。だが、麻央さんはなかなか手術に踏み切れず、左胸のがん摘出手術を受けたのは16年9月末にもつれてしまった。「早期に手術を受けていれば」という悔いが残る結果だが、手術が遅れた背景に麻央さんの強い意向があったことを発売中の『女性セブン』(小学館)が伝えている。

■手術、抗がん剤投与は妊娠の妨げに

 海老蔵との間に2児をもうけた麻央さん。自身は姉・麻耶(37)との2人姉妹で育ったが、我が子にはもう1人兄弟を加えてあげたい、つまり3人目の子供をつくりたいという思いがあったようだ。そこでの障壁となるのが、がん切除手術だ。

「がん手術には、抗がん剤の投与も必須です。だが、抗がん剤を打てば母体への影響が大きく、不妊症を誘発する可能性が高いといわれている」(前出・記者)

 3人目への強い思いが手術をためらわせ、“切らない治療”を選んだ可能性は高い。「空白の1年8か月」の間には、病院を何度も転院していたことが明らかになっている。並行して、オカルト医療に傾倒していったようだ。

「病院側は手術を強く勧めたが、麻央さんは同意しなかった。すれ違いが生じ、転院を重ねたようです」(前出・記者)

 死の間際まで家族に寄り添い、涙とともに見守られながらこの世を去った麻央さん。家族への愛情の深さは、万人の知るところだ。ただ、その家族愛が、自身の命を縮める結果となってしまったのならば、悲劇としか言いようがない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
「小林麻央さん、切除手術遅れの背景に「3人目」への強い意志か」のページです。デイリーニュースオンラインは、小林麻耶小林麻央スピリチュアル市川海老蔵がんエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧