都議選迫る…真価問われる小池都政は「あの最悪時代」にそっくり? (1/2ページ)

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都議選迫る…真価問われる小池都政は「あの最悪時代」にそっくり?(※写真はイメージです)
都議選迫る…真価問われる小池都政は「あの最悪時代」にそっくり?(※写真はイメージです)

 いよいよ東京都議会議員選挙が直前に迫った。改選議席127を争う戦いは、<都民ファーストの会>が同調勢力(注1)も含めて過半数を占められるかが焦点となってきている。

 構成メンバーのほとんどが<元・民進党>か政治経験のないド素人。幹部が度々、週刊誌ネタになる怪しい集団が伸びると見られるのは、ひとえに小池百合子都知事(64)の政党だからだ(注2)。さすがに就任時の熱狂的な支持は色あせたものの、彼女はまだ高い支持率とメディア人気を誇っている。今回の都議選は、小池都知事の一年間への評価であり、今後の巨大都市・東京の命運を左右することになる。しかし、

「(豊洲市場への)風評被害には、私が先頭に立って払拭していきたい」

 とは先日の小池都知事の発言だ。自分で火をつけておいて、いつの間にか消火する側に回って騒ぐ類の人を<マッチポンプ>というが、それ以外に相応しい言葉が見つからない。都知事が独断で豊洲移転を一年間止めたことで、東京オリンピックまでの環状2号線開通がほぼ不可能に。さらに業者への補償などで、これまでに100億円を超える損失を出しているのに、どこ吹く風。

 市場移転問題に限らず、こうした都知事の非論理的な言動を見ていると、ある先輩都知事がオーバーラップしてくる。第六代(注3)東京都知事、故・美濃部亮吉のことだ。都知事として最初の共通点は、就任時には大変な人気だったということか。

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