【プロ野球】今季、すでに3回。ヤクルトはルーズベルトゲーム好き! 最下位でも12球団一面白い試合を演出中 (1/2ページ)

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ヤクルトはルーズベルトゲーム好き!
ヤクルトはルーズベルトゲーム好き!

 セ・リーグ最下位に沈んでいるヤクルト。浮上のきっかけをつかむチャンスだった交流戦。しかし、波に乗るこができなかった。

 巨人の13連敗の陰で、実はヤクルトも交流戦開幕から引き分けを挟み10連敗。通算でも5勝12敗1分と大きく負け越し、交流戦でも最下位に沈んでしまった。

 この散々な状況に、ヤクルトファンの間でも「今年はもうダメだな」「若手育成を行い来年以降へ向けた下地作りを!」と言った声が上がっている。

 しかし、それでも、多くのファンが連日、神宮球場へ足を運んでいるのだ。筆者もその1人である。それはなぜなのか。その理由を考えてみた。

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■ヤクルトの魅力はどこにある?

 悲惨なチーム状態にも関わらず、神宮球場のライトスタンドは連日のように賑わい、多くの燕党がビール片手に声援を送っている。一昔前までの「仕事帰りに行って、一杯飲もう」といった観戦はいまやできない。平日のナイターであっても19時に外野自由席が埋まっていることも珍しくないからだ。

 さて、ヤクルトの魅力はどこにあるのだろうか。「やまーだてつと!」コールの一体感、バレンティンの特大本塁打、坂口智隆の鮮やかなクリーンヒット、代打大松尚逸の一振り。投手陣では米米CLUBが1987年に放ったヒット曲『浪漫飛行』を登場曲にマウンドに上がる山本哲哉、FiELD OF VIEWの『突然』をバックに現れる松岡健一など、登場曲での盛り上がりも含めて多くの魅力がある。

 また、「勝った、負けた」だけではなく「おもしろい試合」が多いことも魅力の1つではないだろうか。

 ここで言う「おもしろい試合」とはアメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトが語った「野球は8対7で決着する試合がおもしろい」に由来する「ルーズベルトゲーム」のことだ。

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