東山紀之までキャスター?ジャニーズの報道進出に世間が”拒否反応” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「近年はCD売り上げが全体的に激減。ジャニーズタレント主演のドラマや映画もあまり当たらなくなってしまった。現在、事務所にとって収益の柱はライブ活動やCM出演になっています。キャスター業は儲けは少ないながらも決まった時間や曜日にメディア露出することで知名度が高まり、好感度も上がりやすいというメリットがある。それがライブ動員力の向上やCM契約につながるというわけです」(芸能関係者)

 CD不況で歌番組まで減少したことで先行きが心配されたこともあったジャニーズだが、しっかりと次の売り込み先に目をつけていたのはさすが。だが、これに視聴者からは拒否反応も起きている。

 ネット上では「ジャニーズのキャスターいらない」「報道番組はプロに任せてほしい」「本当に番組に合ってるのはイノッチ(井ノ原快彦)だけ」「ジャニーズが出てる情報番組は薄っぺらい」「櫻井も小山もプロと比べると滑舌が悪いしコメントもイマイチ」などと批判が続出。東山の新番組についても「今さら東山って……」「なぜ日曜朝の子供の時間を奪ってまで?」「テレビ朝日はジャニーズに屈しないと思ってたのに」などと疑問の声が多数。「ニチアサ」枠の長年のファンからも厳しい視線が向けられており、東山のキャスター初挑戦を歓迎するコメントを見つける方が難しいくらいだ。

 キャスター業への進出で新境地を開いたジャニーズ事務所だが、世間の需要とのズレが強まってきている感は否めない。ジャニーズキャスターの増殖で情報番組そのものが視聴者に拒絶されることにもなりかねず、世間の反応によってはテレビ業界のさらなる凋落を招くことになりかねい危険性をはらんでいそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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