週刊少年ジャンプの”エロ表現”に激怒する弁護士たちの暑い夏|やまもといちろうコラム (1/2ページ)

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Photo by Foto-Rabe(写真はイメージです)
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 山本一郎(やまもといちろう)です。『週刊少年ジャンプ』(集英社)というと、個人的には「Dr. スランプ」ぐらいしか読んでおらず、大人になってからもほとんど漫画を読まないので何一つ思い入れは無いのですが、なんか騒ぎになっておりました。

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 また、Facebook上で表現規制に賛成する弁護士たちが集まって議論している内容を読むと、そこまで目くじら立てなくてもと思う気持ち半分、表現規制したい人たちはこういう雰囲気の議論をしているのだなあという感慨半分といったところでしょうか。

 各方面の弁護士や有識者がこの問題を巡って様々な議論を延々と繰り返しておりますが、基本的には「べき論」や「印象論」のオンパレードであって、このような性的表現が具体的に性犯罪含め不適切な子供の成長に直結するというデータも特にないので、私は「やめろって言うならやめるにふさわしいデータや証拠持ってきてくださいね」という話で終わりだと思っております。

 私自身は表現規制反対派で、今回問題になったジャンプの表現の類が子供の教育に悪いと思っているならば、親の責任でそういうコンテンツを魅せない教育をすればいいんじゃないかと考えています。実際、私の子供たちがドラえもんで訳も分からずしずかちゃんの入浴シーンや、しずかちゃんが叫ぶ「のび太さんエッチ」という表現をぽかんと見つめているのを見て、これについて適切な回答を親として与えられるのか、また与えることが正しいのかという困惑をすることもあるわけであります。

 一方で、この原稿で書こうとしたことをそのまま、ろくでなし子女史がTwitterでぶっ放しておりました。一字一句、同意するものであります。

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