サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「バーディーイーグル軽視禁物!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「バーディーイーグル軽視禁物!」

 今週は福島で「七夕賞」が行われる。一昨年100万円馬券が飛び出すなど、過去5年全てで2桁人気馬が馬券に絡んでいるハンデ戦。一方、中京の「プロキオンS」は、比較的堅めの傾向。今週は両極端の重賞レースだ。

 中央場所は今週、福島で行われる七夕賞がメイン。関西でのそれは中京のプロキオンSだ。

 今年で53回目を迎える七夕賞はハンデ戦。翌週に同じ条件(ハンデ戦、芝2000メートル)の函館記念が控えているだけに頭数は意外とそろわないが、それでもクセ者が少なくなく、顔ぶれは悪くない。

 実績、力量からすれば、ゼーヴィント、マイネルフロスト、マルターズアポジーということになるが、ゼーヴィントとマルターズアポジーは放牧休養明け。マイネルフロストもムラッ気が抜けたとは思えず、いずれも全幅の信頼はできまい。むろん、ハンデも課せられるとあっては、能力は高くても頭(連軸)からとは言えないだろう。

 前述3頭以外となると、スズカデヴィアス、フェルメッツァ、マウントロブソンが有力候補に名を連ねることになるが、スズカデヴィアス以外は休み明け。しっかり乗り込んで「息はできて臨戦態勢は整っている」と厩舎関係者は言うが、簡単には飛びつけない。

 ということでハンデ戦でもあり、一筋縄で決まるとは思いにくいのである。

 では、データをひもといてみよう。ハンデ戦であり、荒れる要素は少なからずある。が、馬単が導入されてからこれまでの15年間、その馬単で万馬券になったのは6回(馬連では5回)。配当ではそう大きく荒れることはないが、それでもこの15年間で1番人気馬は3勝(2着3回)、2番人気馬はわずか1勝(2着2回)と、順当に収まりにくいレースであることがわかる。

 ただ、連対馬のハンデは57キロが最も多く(7勝、2着1回)、続いて56キロ(3勝、2着3回)で、比較的重い斤量を課せられている力のある有力どころは、外せないということである。

 年齢的には、どうだろう。今がピークと思える6歳馬、充実ぶりが目覚ましい5歳馬が圧倒しており、連対率はきわめて高い。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「バーディーイーグル軽視禁物!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 7/13号七夕賞バーディーイーグル水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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