【プロ野球】おじさんたち、がんばっています! 中島宏之と小谷野栄一が3年目のオリックスで存在感を発揮中 (1/2ページ)

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中島宏之と小谷野栄一が3年目のオリックスで存在感を発揮中
中島宏之と小谷野栄一が3年目のオリックスで存在感を発揮中

 今季のオリックスの中心打者として大きな存在感を発揮しているベテラン選手ふたり、中島宏之と小谷野栄一。両ベテラン野手はともに、オリックスに入団して3年目。すっかりチームの一員として定着した。そして、今季はいい働きを見せている。

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■ナカジらしい右方向へのアーチ

 7月28日、ほっともっとフィールド神戸での楽天戦。オリックスは7回表に3点を失い、7対5と2点差に追い上げられていた。

 楽天を引き離したい7回裏、2死満塁の場面で打席に立ったのは中島宏之。フルカウントからの一打はライトスタンドへ飛び込んだ。今季、第5号となるグランドスラムは、チームの連敗を「8」で止める決定打となった。ダイヤモンドを回る中島は、手を挙げて喜びをアピール。スタンドの観衆も、この右方向に伸びる中島らしいアーチに酔いしれた。

■気温の上昇と共に存在感

 中島は気温が上がってくるとともに存在感を増してくる。6月7日に通算300二塁打を記録。6月17日には1500試合出場を達成した。

 しかし、7月9日にはアクシデントに見舞われる。京セラドームの外野で試合前のストレッチをしているところ、広告看板の設置作業中の鉄パイプが落下。跳ね返ったパイプが中島に当たり、腰や首を負傷した。大事には至らなかったが、5試合欠場した。

 それでも7月は好調で、月間打率.340、出塁率.414、OPS.934と活躍。ナカジらしいしぶとい打撃を披露した。

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