『セシルのもくろみ』長谷川京子の「変なパンパン顔」が波紋…物語が整合性無視で破綻 (1/2ページ)

ビジネスジャーナル

『セシルのもくろみ』公式サイトより
『セシルのもくろみ』公式サイトより

 真木よう子が主演する連続テレビドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の第5話が10日に放送された。唯川恵の同名小説を原作としたこのドラマは、ファッション雑誌業界を舞台にさまざまな女性たちがぶつかりあいながら幸せを探していく物語。真木は、たまたまスカウトされて読者モデルとなり、成功の階段を駆け上がっていく主婦・宮地奈央を演じる。

 読者モデル企画の廃止にともない、いやおうなしにファッション誌「ヴァニティ」を卒業させられることになった奈央。好評だった「ミヤジ改造計画」の最終回企画として選ばれたのは、寺での一日修行体験だった。修行を通して自分と向き合った奈央はその夜、ライターの沖田江里(伊藤歩)に「(読者モデルを)続けたかったな」とつぶやいた。5カ月後のある日、江里は編集長の南城彰(リリー・フランキー)と編集部デスクの黒沢洵子(板谷由夏)に呼び出されて何かを告げられ、その足で奈央のもとに向かった――という展開だった。

 いったんクビになった奈央がモデルに復帰するという流れは見え見えであるため、奈央がクビを宣告されても、「続けたかなったな」と心情を吐露しても、江里と抱き合って別れを惜しんでも、「どうせすぐ復帰するんだろ?」という気持ちが先に立ってしまい、なんだか白けてしまう。もう少し先が読めないドラマなら感情移入のしようもあるだろうし、ドキドキ感もあると思うのだが、あまりにもお約束的な展開が過ぎる。

 奈央が読者モデルをクビになってから、あらためて専属モデルとして復帰するのは原作通りではあるのだが、ドラマとして描くならもう少し奈央の心のうちの葛藤を見せてほしいし、離ればなれになった奈央と江里が5カ月間どう過ごしていたのかも描いてほしかった。時折互いのことを思い出して感傷に浸ることがあったのか、あるいは前だけを向いて目の前のことに取り組んでいたのか。どちらにせよ、空白の5カ間が描かれることで奈央と江里の再開がドラマチックに演出されるというものだろう。それもなしに、別れたと思ったらあっという間に5カ月が経過して再開の場面を見せられても、どうにも盛り上がりようがない。

●ハセキョーの「顔」問題

 第4話で目立った「登場人物が過去の言動を忘れている問題」も相変わらずだ。

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