世界3大がっかり名所、デンマーク・コペンハーゲンの人魚像がどのくらいがっかりなのか検証してみた (1/3ページ)
おとぎの国・デンマークといえば、童話作家のアンデルセン。彼が生んだ「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」といった物語は、不朽の名作として、今も世界中で語り継がれています。
首都・コペンハーゲンの水辺にたたずむ人魚像は、デンマークを代表する観光スポットのひとつ。ところが、この人魚像は、「世界3大がっかり名所」としても知られているのです。
ちなみに「世界3大がっかり名所」のあと2つは、シンガポールのマーライオンと、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧です。
ということで、コペンハーゲンの人魚像はどのくらいがっかりなのか、実際に行って確かめてみました。
コペンハーゲンの中心部からはやや離れた北側の運河沿いにたたずむ人魚像。市内中心部から歩くにはやや遠いですが、26番の市バスに乗って「Indiakaj」で下車すれば徒歩すぐです。
水辺を歩いていると、突如として大型の観光バスや、アイスクリームや土産物の屋台、人だかりが現れ、にぎやかになってきました。人魚像がすぐ近くにあるに違いありません。
ついに、かの有名な人魚像と対面です。
地元の人から「すごく小さいよ」と言われていたのですが、確かに小さい・・・
そしてこの小さな人魚像を多くの観光客が取り囲み、四方八方からカメラを向けています。
人魚像の悲しげな顔つきと、周囲を取り囲むハイテンションな観光客、背景の工場の風景との組み合わせに、なんだかミスマッチ感を覚えてしまいます。