【高校野球】高卒野手の1位指名は過去7人。全てが補強ポイントのヤクルトは清宮幸太郎を1位で獲りにいくのか? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

ヤクルトは清宮幸太郎を1位で獲りにいくのか?
ヤクルトは清宮幸太郎を1位で獲りにいくのか?

 今秋のドラフトで注目度ナンバーワンの選手は清宮幸太郎(早稲田実業)だろう。まだ進学、あるいはプロ志望の意思を表明していないため、実際に目玉になるかは現時点では不明だ。しかし、注目度が高いという事実は変わらない。

 もしプロ志望が表明された場合、筆者が応援するヤクルトは清宮を1位指名するのだろうか。

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■ヤクルトの高卒野手1位指名は“ほぼ”大成せず!?

 「左の大砲不在」はヤクルトの数多くある課題のひとつだ。右の大砲はスター選手となった山田哲人がおり、ほかにも廣岡大志という候補がいるものの、左の大砲となると候補も見当たらない。

 もちろん、現在のヤクルトは先発投手、中継ぎ投手、控え野手を含めた全体的な野手陣と補強ポイントは多い。いや、補強ポイントではない部分を探す方がむずかしいだろう。

 そのような状況のなか、今秋のドラフトでヤクルトは清宮を1位で指名すると報道された。夏の甲子園も終了しておらず、もちろん確定した話ではない。ブラフの可能性だってある。昨年もドラフト直前まで佐々木千隼(桜美林大→ロッテ)を指名すると報道されていたが、フタを開けてみれば寺島成輝(履正社高)の一本釣りだった。

 しかし今夏、衣笠剛球団社長兼オーナー代行が西東京大会の準々決勝で清宮を視察していることからも本気度は高いだろう。

 ここで、ヤクルトの「高卒野手1位指名」の歴史を振り返ってみたい。高卒野手の1位指名は2011年の川上竜平(光星学院高、現八戸学院光星高)が直近だ。その前年(2010年)には「外れ外れ」の1位ではあるが、山田(履正社高)を指名している。

 これまでの高卒野手の1位指名は分離ドラフト時代も含めて7名。もっとも成果を出しているのが山田だ。いや、山田しか成果を出していないと言ってもいいかもしれない。

 そのほかでは八重樫幸雄(1969年、仙台商高)が目立つ程度で大きな実績を残した選手はいない。とはいえ、杉村繁(1975年、高知高)、三木肇(1995年、上宮高)は指導者として成功しているといえるだろう。この系譜に8人目として清宮の名前が加わるのだろうか。

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