20代女子にビンビン響く!今こそ「団塊ギャグ」再評価の機運 (1/2ページ)

アサ芸プラス

20代女子にビンビン響く!今こそ「団塊ギャグ」再評価の機運

「枯れ専ブーム」にも乗り切れない悲しき団塊ジュニア世代諸兄! 我々と同じような加齢臭を漂わせながらも、ひと世代上の50代オヤジがモテる理由は「くたびれた色香」に他ならない。市川紗椰と付き合っているフジテレビの野島卓アナなど、その典型だろう。

 では、彼らに対抗する術はないのか。ある。我らが親世代にあたる団塊の先輩方が遺してくれたレガシー、「オヤジギャグ」である。日常会話にしれっと投下する脱力感漂わせる独特のお笑い感覚は、枯れ専ならずとも女子の心を捉えて離さないはずだ。

「同期の男が千鳥のギャグ『クセがすごい』を連呼していてイラっときていたところに、40代の上司が書類の不備を他部署に指摘され『あじゃぱー』って。思わず笑っちゃって、その後なぜか幸せな気持ちになりました」(28歳・広告)

 流行のお笑い芸人のギャグは使いどころが難しいうえに、賞味期限も短い。ところがオヤジギャグは、必要のない人には聞き流され、ハマる人にはハマる。また、使い込むほど味が出る。お決まりであるがゆえ、周囲は「また出たよ!」と思いつつ、知らずのうちに心を緩ませている。そんな実用的なオヤジギャグをピックアップしてみた。

●ヤジャー/「ラジャー」とかけて、キッパリお断り。面倒な依頼は断りづらいものだが、思いっきり明るく言うのがベター。「ちょっとコレやって」「ヤジャー!」

●テクシー/タクシーに乗らず、テクテク歩くこと。タクシー代をケチっているわけじゃない、健康志向なんだと言い張ろう。

●よっこいしょういち/よっこいしょ+横井庄一の合わせ技。最近の若者は横井庄一を知らない恐れがあるが、オリジナルギャグだと思ってくれればバッチグー。

●モチのロンだ/「もちろん」を小気味よく響かせる。余計な文字を足すことで、日本人好みのリズムを生み出した傑作。「アイムソーリー・ヒゲソーリー」と併せて使いたい。

●日光の手前/宇都宮駅から日光駅を結ぶJR日光線の日光駅のひと駅前が「今市駅」。つまりは「イマイチ」の意。ヒネリが効いているうえに知的だ。

●二度目まして/2度目に会う人に対して、「はじめまして」のイントネーションでさらっと。事実を言っているだけなのに、なんとも可笑しい。

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