【プロ野球】どうなる巨人? CS圏内を射程に入れた今、高橋由伸監督の「2年目の手腕」を徹底検証!《前編》 (1/2ページ)

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高橋由伸監督の「2年目の手腕」を徹底検証!
高橋由伸監督の「2年目の手腕」を徹底検証!

 5月から6月にかけて13連敗を喫し、GMが交代するなどドタバタ続きだった巨人。しかし、気がつけば借金を返済し、3位のDeNAとは0.5ゲーム差。CSが視野に入る位置につけている。

 一時は「史上2度目の最下位か!?」とアンチ巨人界隈をにわかにざわつかせたが、このあたりはさすがといえるだろう。

 巨人の現状と2年目を迎えた高橋由伸監督の手腕を検証してみたい。

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■ようやく固まった打線

 6月は8勝14敗に終わったが、7月には13勝8敗1分、8月は15勝10敗。9月は2日時点で2勝0敗。最重要事項であった夏場の巻き返しは成功したといっていいだろう。

 転機は7月12日、前半戦の最終戦。この試合で高橋監督は今季初めてマギーを二塁手としてスタメン起用。さらに二重のサプライズで「2番」に置いたのだ。

 「二塁・マギー」は盛んに囁かれていたが、守備面の不安を考えるととっておきの秘策だった。当時は周囲の声に押されたやぶれかぶれの策にも思えたが、確固たる意思表明だった。

 この試合を機に巨人打線は急速に固定化された。8月は上位打線をほぼ変えず、以下のオーダーで完走した。

1(中堅):陽岱鋼
2(二塁):マギー
3(遊撃):坂本勇人
4(一塁):阿部慎之助
5(三塁):村田修一
6(左翼):亀井善行
7(右翼):長野久義
8(捕手):小林誠司

 相手投手に応じて亀井善行、長野久義の入れ替えはあったが、ようやく不動の態勢をとることができた。

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