フジテレビが発した”非常事態宣言”に失笑の嵐「因果応報、何を今さら」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 一部スポーツ紙で4日の会見の内容が報道されるや否や、視聴者からは「何を今更」「因果応報」「rebootとか言ってるうちはまだダメだろうな」「スマスマをあんな形で終わらせ、スマップとスマップファンを裏切った罪は絶対拭えない」「まずは院政を敷いている権力者を取り除かないと」「めちゃイケととんねるずは切らないとダメだろ」と批判や失笑が噴出している。

 徹底的にブーイングを受けるようになった背景には、フジの制作現場の責任も多分にありそうだ。

「フジ凋落の要因として、制作スタッフの力量不足も挙げられ、ここ数年間にわたる番組の質の低さは深刻。『ワイドナショー』(フジテレビ系、以下同)など報道系の番組では事実確認を怠って誤報を連発。『めちゃ×2イケてるッ!』などバラエティでは視聴者が不快になる企画を展開している。また連ドラでは、脚本・演出の力量不足が目立って爆死し、香里奈(33)や真木よう子(34)、桐谷美玲(27)、鈴木保奈美(51)などがキャリアに傷をつけられた。西内まりや(23)に至っては、休業に追い込んだ節すらある。とにかく、全方位的に救いようがない。唯一、長年安定した数字をキープしているのは『サザエさん』、『ちびまる子ちゃん』、『ワンピース』などアニメだけ。アニメが好調な理由は、ジャニーズなど大手事務所との癒着が少ないからだろう」(前出・報道関係者)

 過去の栄光を取り戻すべく、再生を目指すフジテレビ。新たなヒット番組を生み出すことはできるのか。そして一度失った視聴者の信用を回復する日はやって来るのだろうか……?

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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