【プロ野球】岩隈久志のデビュー年! 2001年いてまえ打線・近鉄の投手陣の成績はいつ見ても美しい!? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

2001年いてまえ打線・近鉄の投手陣の成績はいつ見ても美しい!?
2001年いてまえ打線・近鉄の投手陣の成績はいつ見ても美しい!?

 20世紀初頭、パブロ・ピカソらが生み出したキュビズム。事象を記号的に解釈することによって見える「新たな美」がある。絵画的な美しさを逸脱した不安定から生まれた、思いがけない美しさだ。

 野球の数字でも思いがけない心のざわめきが起こることがある。歴史には「この成績でなぜ……」と言いたくなる不安定な驚きが隠されている。

※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!

 その典型が2001年リーグ優勝を果たした近鉄だろう。美の部分は「いてまえ打線」だ。

■2001年:近鉄・いてまえ打線の主なスタメン

1(中堅):大村直之
打率.271/16本塁打/53打点/5盗塁

2(二塁):水口栄二
打率.290/ 3本塁打/30打点/1盗塁

3(左翼):ローズ
打率.327/55本塁打/131打点/9盗塁

4(三塁):中村紀洋
打率.320/46本塁打/132打点/3盗塁

5(右翼):礒部公一
打率.320/17本塁打/95打点/7盗塁

6(一塁):吉岡雄二
打率.265/26本塁打/85打点/2盗塁

7(DH):川口憲史
打率.316/21本塁打/72打点/0盗塁

8(遊撃):ギルバート
打率.267/ 6本塁打/24打点/3盗塁

9(捕手):的山哲也
打率.177/ 5本塁打/25打点/1盗塁

 3番・ローズ、4番・中村紀洋が怒涛の勢いでOPS1.000超をマークすれば、5番・礒部公一、6番・吉岡雄二、7番・川口憲史も打点を量産。歴史的に見てもすさまじい打線といえるだろう。チーム打率.280、770得点はいずれもリーグトップだ。

 しかし、この年の近鉄がマニアに愛されるのは、投手陣の成績が理由だ。ひとまず、先発・リリーフ陣を並べてみたのでご覧いただきたい。

「【プロ野球】岩隈久志のデビュー年! 2001年いてまえ打線・近鉄の投手陣の成績はいつ見ても美しい!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、岩隈久志野球太郎プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧