補選直前に醜聞発覚した自民党「麻生派」

まいじつ

CozyRow / PIXTA(ピクスタ)
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10月22日に衆議院議員の補欠選挙が実施される。今回の補選は全て自民党議員の死去に伴う補選なので、余程のことがなければ自民党が勝つだろうと思われる。しかし、そのなかの愛媛3区は少し様相が違っているようだ。

「愛媛3区は自民党麻生派に所属していた白石徹衆院議員の急死によって開かれる補選で、公認候補は白石氏の次男で秘書の寛樹氏です。普通なら弔い合戦というだけで勝利は固いのですが、麻生副総理が早々に愛媛3区に入って応援演説を行っているように、この寛樹氏には苦戦となりかねない醜聞がまとわりついているのです」(全国紙政治部記者)

国会議員でもないのに麻生派「特別会員」の寛樹氏

8月24日発売の『週刊新潮』(8月31日号)の報道によると、寛樹氏は複数の女性とのトラブルが原因で、地元の評判が散々だという。高校生だったときに同じ学年の女性を妊娠させ、その後は結婚するも離婚。父親の秘書をしていた昨年には、交際していた相手とは別の女性を妊娠させ、今年7月に入籍している。しかも女性が出産したのは昨年の11月で、出産してから入籍するまでは、なぜか半年以上も期間が空いた。

週刊新潮の取材に対する寛樹氏の言葉は次のようなものだ。

《父の(病気の)ことが大変で、彼女が身籠ったことを自分の母親に伝えられませんでした。とはいえ、ずっと入籍するつもりはありました。そうこうしているうち、彼女は一人で産むと決めてしまったんです》

ほかにも自分は悪くないと言わんばかりの発言でに終始している。

「麻生副総理が7月に新たに立ち上げた派閥設立名簿のなかに、国会議員でもない寛樹氏の名前がありました。しかも『特別会員 白石寛樹』という“箔”付きです。麻生副総理は公務の合間を縫って、何度も選挙区入りをして寛樹氏の応援に入っています。寛樹氏の公認を無理矢理押し通したのは麻生副総理だといわれています」(同・記者)

入籍と、派閥の“名簿入り”が、同じ7月という妙な一致。寛樹氏は妻をフェイスブックに載せ、夫婦円満を強調していた。

そういえば新しい麻生派には「一線は超えていない」と言う今井絵理子参院議員も所属している。

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