日本ハムが清宮説得の切り札投入! “大谷ロス”から始まる新ボールパーク構想 (1/2ページ)

リアルライブ

日本ハムが清宮説得の切り札投入! “大谷ロス”から始まる新ボールパーク構想

 12球団は「待つ」だけなのか…。U−18野球ワールドカップの全日程を終了し(9月10日/現地時間)、清宮幸太郎(早実=3年)が『進路』について口を開いた。進学、プロ入りかは明言しなかった。また、決断の時期についてもはぐらかしている。
「両親が進学を強く勧めていて、本人がまだ決断できないでいるようです。ということは、清宮本人は『プロ志望』なんです」(在京球団スカウト)
 清宮は10月26日のドラフト会議において、“禁じ手”を使う。「それでも、1位入札する」と言い切れる球団も限られてきたようだ。
「清宮の両親はプロ野球界の有力者にも相談しているようですね。早稲田大学、東京六大学リーグにすれば是が非でも進学してもらいたい選手ですし、禁じ手はその折衷案とも言えます」(前出・同)

 禁じ手とは、進路未定のままプロ志願届を出すことだ。そして、指名球団との直接交渉に臨み、両親のお眼鏡に適わなかった場合、進学――。ルール上は問題ない。清宮家が懸念しているのは、起用法などの条件面ではなく、「野球を通じての人間形成」であって、ここに、将来のメジャーリーグ挑戦も絡んでくる。指名しても入団しないリスクも高い。それを承知で指名できる球団は自ずと限られてきた。
「父・克幸氏はプロアマを問わず、スポーツ界に精通した人物です。進路未定でのプロ志願届提出は妙案ですが、プロ野球内部の関係者でなければ助言できません。克幸氏のネットワークから考えると、楽天の星野仙一副会長、日本ハムの栗山英樹監督ですかね」(ベテラン記者)
 日本ハム球団は、栗山監督を続投させる方向で固まっている。昨季の優勝、日本一から一転。今季は最下位争いに転じてしまったが、球団は「故障者続出」を敗因と分析しており、栗山監督に責任を負わせるつもりはないという。手腕を変われての続投要請だが、清宮指名後の交渉において、同監督の出馬は大きな武器になる。

「日本ハムは大谷(翔平=23)のメジャー流出を念頭に入れたチーム作りとなれば、清宮は是が非でも欲しい逸材です。日本ハムは20代半ばでピークを迎える独自の選手構成で、FA権を行使した選手は見送ってきました。4番の中田翔も28歳。

「日本ハムが清宮説得の切り札投入! “大谷ロス”から始まる新ボールパーク構想」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧