シャークス&南ア代表のランビー、4年契約でフランスのラシン92へ移籍

ラグビーリパブリック

 南アフリカのシャークスは12日、2016年からキャプテンを務めてきたパトリック・ランビー(26歳)がフランスのラシン92に移籍すると発表した。南ア代表として56キャップを持ち、シャークスならびに南ア協会とも契約期間途中だったが、違うことにチャレンジしたいという本人の強い意志があり、早期リリースが認められた。

 SO、FB、そしてインサイドCTBでもプレーできるランビーは、20歳で南ア代表デビューを果たし、2011年には自国の年間最優秀新人賞を受賞、ワールドカップには2大会(2011、2015)出場しているスター選手。

 しかし、昨年6月のアイルランド代表戦に続いて今年のスーパーラグビーでも脳しんとうを起こすなど、近年は怪我に苦しむことが多く、選手としての将来について再考することを余儀なくされていた。

 11月1日から4年契約でパリを拠点にするランビーだが、今後も南ア代表選出の資格はあり、2019年ワールドカップ日本大会で優勝を目指すスプリングボックスのメンバー候補であり続ける。

 ちなみに、2015-2016シーズンのフランス王者であるラシン92には、元ニュージーランド代表のSO/CTBダン・カーターがおり、ランビーと10-12で組むことになるかもしれない。

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