商社とは? 仕組みと仕事内容を知ろう (1/2ページ)

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商社とは

商社という業種があります。商社で働いている人を一般に「商社マン」などといいますね。将来商社への就職を考えている大学生のみなさんもいるかもしれません。では、この商社とはどんなビジネスをしている会社なのでしょうか。そこでここでは、仕事内容や、商社で使われる用語を紹介します。

■商社とはどんな会社?

商社というのは、輸出入貿易や日本国内での物資の販売を業務の中心として執り行う、商業を営む会社です。幕末期に活躍した「小栗忠順」という人が、英語の「company」を商社と訳したのが始まりという説もあります。

商社は、幅広い商品やサービスを取り扱っている「総合商社」と、ある特定の分野に特化した「専門商社」に分けられます。総合商社はビジネスの規模が大きく、扱う商品も「インスタントラーメンからミサイルまで」と例えられるほど多岐にわたります。

ちなみに、現在一般的に総合商社と呼ばれているのは『三菱商事』『伊藤忠商事』『丸紅』『三井物産』『住友商事』『豊田通商』『双日』の7社です。海外にも大きな商社はあるのですが、資源や穀物といった特定分野を扱っており、総合商社というのは日本特有の形態です。

■商社でやっている仕事は?

商社の基本となるのは、多くの商品を取り扱う卸売業です。例えば家電メーカー、食品メーカーは自社の商品を生産しますが、一般家庭の消費者に直接商品を販売することは得意ではありません。消費者はメーカーではなく、小売店から商品を購入します。

そこで登場するのが商社です。商社は、メーカーと小売店の間に入り、流通の手助けをしているのです。具体的にはメーカーから大量の商品を買い取り、小売店には注文があったぶんの商品を卸します。商社は、メーカーと小売店の間のクッションのような役割を果たしているのです。

もう一つ商社の仕事として大きいのが、輸出入に関する業務です。

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