食べ物が怖い、料理するのが怖い、食べること自体が怖い。食に関する10の恐怖症 (1/7ページ)
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食べることは生命活動を維持していくうえでとても重要なものの1つである。中には食べることが生きがいという人もいるだろう。おいしいものを食べてる時が至福の幸せという人も。
だがその反対に食べることが恐怖の対象になっている人もいる。特定の食べ物にただならぬ恐怖を感じ、生活するのが困難になることも。
誰しも何かに対し多少の恐怖感はあるが、それが日常生活に支障をきたすほどの「恐怖症」となってしまうと対処するのが難しい。
食べ物恐怖症は社会的ストレスを生み、その人の幸せを破壊する可能性があるかなり厄介なものだ。ここではそんな食べ物、食べることに関する10の恐怖症を見ていこう。
・10. 会食恐怖症
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気の置けない人と一緒に食事をすることは楽しみの一つという人もいるだろう。好きな食べ物が同じならその楽しさもひとしおだ。
だが、人と食事をすることが悪夢になってしまう人もいる。会食恐怖症の人は、静かに食事をすることを好むため、たいていはひとりで食べる。彼らにとって家族との食事や、友人・恋人との会食は相当な試練なのだ。
これは、過去にディナーデートで大失敗したとか、ビジネスランチでへまをしたといったトラウマが原因であることが多い。
この恐怖症は、対人恐怖症の一種なので遺伝的な要素もある。そこに子供時代のトラブルや、社会での経験での失敗という環境的要因が加わり発症するようだ。