屈強なヴァイキングの戦士、しかも高位軍のリーダー。実は女性だったことがDNA調査で判明(スウェーデン) (1/4ページ)

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屈強なヴァイキングの戦士、しかも高位軍のリーダー。実は女性だったことがDNA調査で判明(スウェーデン)
屈強なヴァイキングの戦士、しかも高位軍のリーダー。実は女性だったことがDNA調査で判明(スウェーデン)

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 これまでずっと男性だと考えられてきた10世紀に暗躍したヴァイキング(海賊)のリーダーの遺骨のDNA検査から、その人物が実は女性であったことが判明した。

 遺体は、19世紀末に考古学者ヒャルマル・ストルペ(Hjalmar Stolpe)によってスウェーデン、ビルカで発掘されたもので、ストルペは、遺体が武具や馬と一緒に埋葬されていたことから、男性であると考えていた。

・DNA解析でヴァイキングの遺体が女性であることが認められる
 西暦800年から1050年にかけての250年間、西ヨーロッパ沿海部を侵略したスカンディナヴィア、バルト海沿岸地域の海賊たち(武装船団)はヴァイキングと呼ばれていた。

 19世紀末に発掘されたこの遺体はその当時のもので、多くのヴァイキングのリーダーがこの様式で埋葬されている。

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発掘当初の遺体の状態を表したイラスト図
image credit:University of Stockholm/Hjalmar Stolpe

 ところが数年前、ストックホルム大学の骨学者アンナ・キェルストローム(Anna Kjellstrom)氏は、遺骨が非常に女性的な特徴を有していることに気がつく。
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