【プロ野球】バレンティンはメジャー復帰濃厚!? ヤクルトの外国人選手は来シーズンどうなる? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

バレンティンはメジャー復帰濃厚!?
バレンティンはメジャー復帰濃厚!?

 9月17日に1978年・ヤクルト初優勝時の助っ人として活躍したヒルトンが亡くなった。筆者は現役時代のヒルトンを見たことはない。しかし、ヒルトンをきっかけに村上春樹が小説を書き始めたというエピソードで、ヒルトンを記憶していた。ちなみに、村上春樹はヤクルトのファンクラブ名誉会員でもあり、エッセイが球団ホームページに掲載されている。

 そのヒルトンは1978年、1979年とヤクルトでプレーし1980年に阪神へ移籍。結果を残せずにシーズン途中で解雇されたが、この当時から外国人選手は他球団へ移籍しながらNPBでプレーを続けていたのだ。

 さて今シーズン、ヤクルトでプレーした外国人選手の去就はどのようになるのだろうか。

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■バレンティンはメジャー復帰?

 ヒルトンのようにヤクルトで活躍した外国人選手は他球団へ移籍することが多い。パリッシュ(阪神へ移籍)、ハウエル、ペタジーニ、ラミレス、グライシンガー(以上、巨人へ移籍)ら多くの外国人選手がNPBの他球団へ移籍していった。

 これらの失敗を繰り返さないためなのかはわからないが、バレンティンは昨季まで複数年契約を結び、今シーズンで7年目。故障は多いもののヤクルトの歴史に名を残す活躍を見せてきた。

 今シーズンも好不調の波はあるもののすでに31本塁打をマークするなど主軸として貢献。しかし、開幕前に行われたWBCでベストナインにも選ばれる活躍をしたことで、メジャー復帰も視野に入ってきた。今季は単年契約ということもあり、残留の可能性は低そうだ。もちろん、球団は残留交渉を行うが、果たして。

 ほかの野手陣では、左の大砲候補として今シーズン加入したグリーンは25試合で打率.194、2本塁打、8打点と結果を残せず自由契約が濃厚。

 また、シーズン途中に加入したベネズエラ出身のリベロは一塁、三塁を守れる大砲候補だったが、ここまで47試合で打率.217、6本塁打、20打点と今ひとつ。また、拙守が目立ち、今シーズン限りで自由契約となりそうだ。しかし、バレンティンとの交渉次第では一度リリースしてから再契約の可能性もある。

 野手陣は「シーズン終了後から本格交渉」との報道も出ているバレンティンの去就によって大きく動きが変わりそうだ。

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