宮迫博之が“不貞いじり”を繰り返す松本人志に抗弁できない理由

アサジョ

宮迫博之が“不貞いじり”を繰り返す松本人志に抗弁できない理由

 2人の女性との連続不貞疑惑がダークグレーなまま収まっている雨上がり決死隊の宮迫博之。周囲が思ったほど仕事に影響はなく、芸の肥やしを地で行ったかたちだ。

 今回の騒動で宮迫は、ダウンタウンの松本人志から「ワイドナショー」(フジテレビ系)で散々ネタにされているが、宮迫には松本に抗弁できない理由があるという。

「松本が『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)に宮迫を起用したのが彼らのブレイクのきっかけでした。雨上がり決死隊は1989年にデビューして、1991年、吉本印天然素材というアイドルユニットで人気を得たものの、東京進出後は仕事が減少。滅入っていたときに舞い込んだ仕事が『ガキ使』でした。松本からのご指名で、先輩芸人にタメ口でツッコむ『雨上がりだよ!全員集合ー!!』という企画へ起用。これで芸人を辞めようと考えていた宮迫は、ダウンタウンの頭部へパンチ、ヒザ蹴り、延髄斬りを放ち、松本の頭をつかんで『おまえ、座れ。正座せぇ』とやってのけ、現場を凍りつかせました」(テレビ誌ライター)

 この開き直りが受け、23時台にもかかわらず視聴率は20%超を獲得。雨上がりには5本の仕事が一気に決まり、そのなかにフジテレビ系の「ワンナイR&R」があった。同番組からは、紅白にも出場したガレッジセール・ゴリの女装キャラ“松浦ゴリエ”が誕生。宮迫が山口智充と組んだデュオ・“くず”も生まれている。

「松本は、宮迫がまだ大阪の心斎橋二丁目劇場に出ていたころ、放送作家の高須光聖氏とともに足を運んでいます。大勢の若手芸人がワチャワチャしているステージを観て、松本はわずか数分で席を立った。『帰ろう。俺と仕事するヤツがわかった』と言い、高須氏がその名を聞くと『宮迫』と答えたそう。それが『ガキ使』指名につながったんです」(前出・テレビ誌ライター)

 宮迫にとって松本は恩人。一生、足を向けて寝られないだろう。

(北村ともこ)

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