出荷停止から3ヶ月超、ついに復活した『クラフトボス ラテ』。それが話題作りのためではない理由とは? (1/4ページ)

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出荷停止から3ヶ月超、ついに復活した『クラフトボス ラテ』。それが話題作りのためではない理由とは?

今年6月13日に発売されたものの、その3日後に出荷一時停止となった幻の『クラフトボス ラテ』。ネット上では”話題作りのために最初から製造数を少なくしたのでは?”という疑惑が飛び交った。しかしその説には実は少々無理がある。サントリー食品インターナショナルがグローバルな基準で運営されていることを考えれば、”わざと”は生じにくいのだ。

■機会損失は企業の利益に害をなす。メーカーが売り切れよりも売れ残りを目指す理由

サントリー食品インターナショナル『クラフトボス ラテ』(500ml・希望小売価格 税抜170円・2017年10月3日発売再開)は、近年のスペシャルティーコーヒーの味わいを気軽にリキャップ可能なボトルで、デスクサイドで継続的に楽しめるいわゆる”ちびちび飲み”対応商品。缶コーヒーで築き上げたブランド力と利便性の高い容器で大ヒットとなりかけた。

なりかけた、と言うのは当初の売り上げ予想を見誤り、出荷数が追いつかずに販売一時停止になってしまったから。同シリーズ第1弾として4月4日に発売された「クラフトボス ブラック」は店頭で見かけるものの、『クラフトボス ラテ』が見かけることがないのはそのせいだ。

発売するやいなや、あっという間に売り切れてしまえば話題になるだろうと考えるのは、古くから「完売御礼」「売切御免」などの販売方法が良しとされてきた日本の販売作法の歴史があるから。しかしグローバルな商習慣から考えると、これはアウト。
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