日テレvs.フジテレビ…情報番組リニューアルに隠された複雑な思惑とは? (1/2ページ)
朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が好調のようだ。10月に入りMCに同局の水卜麻美アナウンサー(30)が加入したが、第1週目の平均視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。祝日放送日となった9日には、第1部で9.9%をマークした。これにより、裏番組の『とくダネ!』(フジテレビ系)を突き放す状態となっている。
『とくダネ!』も10月から、4月に入社した海老原優香アナウンサー(23)がMCに加入。共にリニューアルを図った結果、明暗がはっきりと分かれたようだ。
「『スッキリ』が強いのは、視聴者層の好感度をがっちり掴んでいるからでしょう。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で昼の顔として定着した水卜に加え、昨年からはハリセンボンの近藤春菜(34)もMCに就任しています。主婦層からの好感度も高いこの二人の存在は、やはり大きいかと思います。そのため、新人アナウンサーを起用した『とくダネ!』は、不利になってしまいがちですが、フジテレビとしても『とくダネ』は海老原のキャラクターが立つまでは、じっくり長期戦で様子を見ようとしているのかもしれません」(芸能記者)
悠長なフジテレビであるが、それにはある理由あるようだ。フジテレビにとって本領を発揮するのは朝枠ではなく、昼枠だという。