【プロ野球】CSで大健闘した楽天。茂木栄五郎、ウィーラーらカギを握った選手にクローズアップ! (1/2ページ)

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茂木栄五郎、ウィーラーらカギを握った選手にクローズアップ!
茂木栄五郎、ウィーラーらカギを握った選手にクローズアップ!

 誰もが絶対王者・ソフトバンクの日本シリーズ進出を疑わなかったパ・リーグのクライマックスシリーズ(以下、CS)。

 結果的にはその通りになったのだが、よもやの敗退? というところまで追い詰められのたことも事実だ。

 そのソフトバンクを相手にCSで下克上という夢を見せてくれたのが楽天。シーズン開幕から閉幕まで、ほぼパの主役を担った、というのもまたドラマだった。

 そこで今回は、CSにおける楽天のキーマンを振り返りつつ、来季にも思いを馳せたいと思う。

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■一発を秘めた1番打者へと変貌

 まず、楽天の野手陣で触れたいのは茂木栄五郎。シーズンでは何度か離脱したものの、リードオフマンとしてチームをけん引。2年目のジンクスに負けず成長している姿を見せた若鷲だ。

 そしてCS。西武とのファーストステージでは、1敗して崖っぷちに追い込まれた2戦目にプレイボール後の初球をスタンドに叩き込むという、“究極の先頭打者本塁打”を披露。突破口を作り、ほかの打者にも勇気を与えた。

 その勢いはソフトバンクとのファイナルステージ初戦にも波及し、再び先頭打者本塁打をお見舞い。2連勝の勢いをもたらし、横綱相手にあわやのシーンを演出した。

 2、3戦目では振るわなかったが、4戦目は2安打、5戦目は3安打の猛打賞と反撃。チームの勝ちにはつながらなかったが、ファイナルステージを打率.316で締めくくれたのは、来季への自信につながったことだろう。

■勝負どころを熟知した助っ人

 野手ではもう1人、ウィーラーも取り上げたい。

 ファーストステージでは初戦、2戦目で沈黙したため、“逆シリーズ男”になりそうな気配だったが、3戦目に4打数3安打、1本塁打、2打点とすべてを帳消しにする大活躍。

 ファイナルステージ初戦でもアマダーとアベック本塁打を放つなど、31本塁打でタイトル争いに絡んだ主砲が、楽天加入後初となる大舞台でもその力を十二分に発揮。今季の楽天の躍進は、この男抜きにして語れないとあらためて思わされた。

 自身の成績とともにチームの成績もアップさせていることから、来季も残留となれば、この経験を糧にさらなる大仕事をしてくれるはずだ。

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