ケヴィン・スペイシー、セクハラ騒動で公開間近の新作映画から解雇か

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ケヴィン・スペイシー、公開間近の新作映画から解雇?
ケヴィン・スペイシー、公開間近の新作映画から解雇?

 ケヴィン・スペイシー(58)が新作映画『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド』から降板させられたようだ。最近のケヴィンのセクハラ騒動を受け、ケヴィンが予定されていたジャン・ポール・ゲティ役を代わりにクリストファー・プラマーが演じることになったと伝えられている。

 デッドラインによればリドリー・スコット監督、製作会社インペラティブ・エンターテインメント社のダン・フリードキンとブラッドリー・トーマスの3人が今回この決断を下したと言われているが、今年の12月22日という公開予定は変更しない意向だという。

 配給を務めるソニー・ピクチャーズをはじめ、マーク・ウォールバーグ、ミシェル・ウィリアムズら同作のキャストとクルー一同は、ケヴィンの全出演シーンの取り直しをすることに満場一致で同意したと言われている。この新作では石油王のジャン・ポール・ゲティの孫であるジョン・ポール・ゲティ三世が誘拐されるが、その身代金の支払いをゲティが断るという状況が描かれる。

 しかし、ほとんどのシーンはミシェル演じる三世の母親ゲイル・ハリスと、ゲティの経営する会社の相談役であるマーク演じるキャラクターを中心に展開され、ケヴィンが演じていたゲティの登場シーンは少ないそうで、ケヴィンが撮影に費やした時間は8日から10日ほどであったと言われている。

 ケヴィンは『スタートレック:ディスカバリー』のアンソニー・ラップを皮切りに、リチャード・ドレイファスの息子など数々の男性からセクハラ被害が報告されたことを受け、現在はアリゾナ州にあるリハビリ施設で治療を受けている。そしてつい先日にはジョン・バーンサルも『ベイビー・ドライバー』でのケヴィンが、弱い者いじめをするような態度であったと明かしていた。

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