本当にあった事件の「実録“艶”シーン」大全(2)直撃インタビュー・「全員死刑」清水葉月 (1/2ページ)

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本当にあった事件の「実録“艶”シーン」大全(2)直撃インタビュー・「全員死刑」清水葉月

 家族全員に死刑判決が下った前代未聞の事件がついに映画化。狂気まみれの「全員死刑」(11月18日公開、日活/東京テアトル)だ。間宮祥太朗演じる主人公の恋人役で存在感を放つ清水葉月(27)が、「イカれた現場」で見たものとは?

 かつて福岡県で貸金業の女性と息子2人、その友人1人が絞殺、銃殺された。犯人は地元ヤクザの男、妻、息子2人の4人。借金苦による強盗目的の犯行だった。

 身勝手極まりない残忍な犯行に、一家全員に死刑判決が下る。次男の獄中手記「我が一家全員死刑」(鈴木智彦著、コアマガジン/小学館文庫刊)を原作にした同映画のヒロインを、清水はオーディションで勝ち取った。

 原作では「最愛の恋人」として次男の精神的支柱となる女性で、映画内では唯一の“良心”として存在。

「最初の彼女の設定は、刺青が入ったイカれたガールで、体の露出や濡れ場も多かったそうです。でも私に決まってから、違った描かれ方になっていました」

 現場は熱量が高く、監督や間宮とは「バトル状態」だったと振り返る。原作でも、1人目を殺してシャブをキメたあとの次男が、いぶかしむ彼女を疎ましく思い、殴りつける描写がある。

「私も殴られます、ガーンッ!と。でも殴り返して、ボッコボコ、ゴロンゴロンと、殴りかみつき大ゲンカ。でもしだいに、激しいキスに変わっていくんです。私たちはこの場面を“ファイティングイチャイチャ”と呼んでいます」

 そこでカットがかかるはずだが、監督は何も言わない。清水と間宮は役に憑依し、アドリブで激情を交わし続けた。やっとカットを指示した監督は「いやあ見ちゃいましたよ」と笑ったという。

「他にもベッドシーンはあるんですが、体の露出はあまりないので、『こんなに剥き出しでぶつかってくる人を相手に、服を着たままでいいのかな』と思っていました。でも、いざ始まると、脱がなくとも官能的な雰囲気になって。恥ずかしい者同士がぶつかっていることには変わらないな、と。そう、私、撮影中は心の中がずっと“すっぽんぽん”だったんです」

 イカれた映画の現場で、躊躇してはいられない。

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