紅白歌合戦で名前がなかった安室奈美恵、和田アキ子…それぞれの落選事情 (1/2ページ)

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紅白歌合戦で名前がなかった安室奈美恵、和田アキ子…それぞれの落選事情(写真はイメージです)
紅白歌合戦で名前がなかった安室奈美恵、和田アキ子…それぞれの落選事情(写真はイメージです)

 第68回・NHK紅白歌合戦の出場者46組が16日、NHKより発表された。注目は来年9月の引退を発表し、14年ぶりの紅白出場を待望された安室奈美恵(40)だったが、リストにその名はなく、お茶の間では落胆の声が上がっている。

「NHKは美術費と合わせて3億円とも囁かれるギャラを用意して、安室サイドと最後まで交渉しましたが、折り合いはつきませんでした。安室が紅白を固辞した理由は3つある。一つには『生歌を聞かせるのはライブに来るファンだけにしたい』というポリシーのため。もう一つには16年にNHKの五輪テーマソング『Hero』を担当した時に決裂したのも大きい。NHKも昨年時点では安室を特別視しておらず、フルオーケストラの要望を断ったことで関係がこじれてしまった。しかし、一番大きいのは、彼女のピークを大晦日に大トリで終わらせたくない事務所の意向でしょう。あくまで来年の9月に有終の美を飾るため、ここで視聴者に”完結した印象”を持たせたくなかったようです」(芸能プロダクション関係者)

 さらに、NHKはソロでの出場を狙っていた桑田佳祐(61)にも「横浜アリーナでのライブ」を理由に断られている。その結果、二宮和也(34)を白組司会に起用して5組の出場を決めたジャニーズと、昨年より1増の3組の出場となるAKBグループが中心の紅白となり、去年と同じ”夢を歌おう”という「若者向け」コンセプトの紅白に収まったという。

 だが、宇多田ヒカル(34)もゴールデンボンバーも出ない、海外人気の高いBABYMETALや待望論が高かったC&Kも姿を見せない紅白は、はたして国民のニーズが反映されているのだろうか。

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