日馬富士暴行、「2つの診断書」が提出されたワケ!

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日馬富士暴行、「2つの診断書」が提出されたワケ!

 日馬富士の暴行事件が日夜メディアを騒がせている。

 11月17日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)では、コメンテーターの木村太郎氏が「2種類の診断書」に疑問を呈した。

「日馬富士が貴ノ岩を暴行したとされる10月25日のすぐあとの10月29日に、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方が鳥取県警に被害届とともに提出した貴ノ岩の診断書と、11月5日、貴ノ岩が入院中に相撲協会に提出した診断書の内容が違うというんですね。1通目は『脳震盪、左前頭部裂傷、右外耳道炎』とあり、2通目にはそれに加え、『右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い』と新たな診断が追加されているそうなんです」(週刊誌記者)

 木村氏は「どちらかが誤診なのか、それとも悪化したのか、謎だらけ」とコメントした。ちなみに、貴乃花親方は被害届を提出した際に、相撲協会には「暴行」を報告していなかった。ところが、鳥取県警からの問い合わせを受け初めて暴行を知った協会が行ったヒアリング(11月3日)に、貴乃花親方は暴行を知らなかったかのように対応。このことから、貴乃花親方に何らかの思惑があるのでは…という疑惑も浮上しているが、ある大学病院勤務の医師はこう話す。

「自動車事故でもそうですが、最初はたいしたことがないと思っていても、あとから後遺症や強い症状が出たり、精密検査でそれまで見つけられなかった箇所の傷害がわかったりすることは珍しくありません。1通目の診断書の内容は、簡単な検査程度の診察を受けて出されたもので、2通目は東京に戻ってから大きい病院で精密検査を受け、その結果を受けてのものと考えれば、何も不思議ではないと思いますよ。精密検査で思いがけずひどい結果が出て、今場所を休場して本当によかったと思います」

 被害届を取り下げる気はないという貴乃花親方には、かねてより相撲協会の現執行部との軋轢があるともささやかれている。2つの診断書が提出された経緯も含め、騒動の全容の解明が待たれる。

(伊藤その子)

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