ニューヨークに行ったら昔ながらのドーナツを堪能しよう!アメリカ・ニューヨークの老舗ドーナツ店「ザ・ドーナツ・パブ(The Donut Pub)」 (1/3ページ)
今や世界的に愛される定番のお菓子ドーナツは、17世紀にオランダで生まれ、その後オランダ系移民によってアメリカにもたらされたスイーツ。
栄養価の高いドーナツが世界的に普及した理由は、二度の世界大戦時にアメリカの赤十字やYMCA、The Salvation Army(救世軍)などといったアメリカの慈善団体が、ヨーロッパでの兵士慰問業務活動の中でドーナツを無料配布したため、という理由もあるそうです。
現在でも米軍では、軍事行動中に各兵員に配給される正式な糧食としてドーナツが採用され続けているそうです。
美味しいだけではない、まさに心も体も嬉しいスイーツ、それがドーナツなのです。
昨今は油で揚げない焼きドーナツや半生ドーナツやクロワッサン生地を使ったクロナッツといったような新しいドーナツの形態も生まれるほど。
今回は、新しく進化を続けるドーナツではなく、ひたすらにニューヨークでオールドスタイルを貫くお店「ザ・ドーナツ・パブ(The Donut Pub)」をご紹介しましょう。
こちらのお店、マンハッタン区チェルシーの南端にあたる14丁目7番街に鎮座しています。
入れ替わりが激しいニューヨークの街中で、1964年にオープンされてから今に至るまで変わらず営業し続けており、約50年もの間かわらぬ美味しいドーナツを提供しつづけています。
タイル張りの壁に格子柄の床、大理石製の店内を一周しているカウンター、それらすべてがまさに古き良きアメリカンダイナーそのものです。