指定席を取れなかった人、必読!「帰省ラッシュの新幹線」で座る技術 (1/2ページ)

アサジョ

指定席を取れなかった人、必読!「帰省ラッシュの新幹線」で座る技術

 年末の忙しさで帰省の予定が立てられず、新幹線のチケットを買いに行けなかったという方も多いのではないでしょうか?

 帰省するタイミングの見通しが立っていれば、JRは指定席、乗車券、特急券ともに乗車日の1カ月前の午前10時から発売するので、午前中に買いに行けばあっさり買えるのですが、なかなかそうもいかないのが現実。

 そこで、年末年始の新幹線「自由席券で座る方法」を鉄道ライターの鼠入昌史さんに聞いてみました。

●偶数号車を狙う

 トイレなどがなく、単純に座席数が多いのが偶数号車。例えば東海道新幹線のぞみの自由席は1~3号車。1号車は言わずもがな運転席もあるので65席。3号車はトイレがあるので85席なのに対し、2号車は100席あるので、自ずと倍率が下がります。

●停車駅の多い列車を狙う

 東海道新幹線なら「ひかり」、東北新幹線なら「やまびこ」といった具合で、停車駅の最も少ない最速の列車ではないほうが狙い目。東海道の「ひかり」は東京~新大阪間で3時間。「のぞみ」と30分しか変わらない。そのうえ、自由席は1~5号車までと、2両も増えるのでチャンスは拡大します。

 また、「やまびこ」は列車によって(山形新幹線「つばさ」を福島まで連結しているかどうかなどの理由で)自由席の両数が異なる。10両編成だと1~5号車だけの自由席が、16両、17両のタイプだと12~17号車も自由席。さらに、この場合だと、後ろ(12号車以降)の車両には“自由席がないというイメージ”のせいで空いていることが多い。自由席の両数や号車は時刻表で確認しましょう。

●山陽新幹線について

 もし、東海道線直通の「のぞみ」博多方面行の自由席に新大阪や新神戸から乗ろうとするなら、あえて少し手前の京都まで在来線で向かい、京都から新幹線に乗るのもひとつの手段。京都が最初の降車のピークなので、空席が発生する可能性が高く、最悪でもデッキではなく車両の真ん中まで進出でき、その後の降車で空いた座席を狙うチャンスが広がる。

「指定席を取れなかった人、必読!「帰省ラッシュの新幹線」で座る技術」のページです。デイリーニュースオンラインは、鼠入昌史生活の裏ワザ知恵袋鉄道旅新幹線電車カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧